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zoom RSS 18) 『ビリーバーズ』 山本直樹

<<   作成日時 : 2006/07/08 15:08   >>

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本書をアップするのに少々ためらわれた。が、閑古鳥の鳴いているブログの管理人が何を気にすることがあるだろう。というわけでアップ。漫画です。

素晴らしいと個人的には思うのだが、ためらわれた理由はひとつ。とにかくエッチだから。エッチなんていうと軽く聞こえてしまうかもしれない。とにかく性描写がどぎつい。

孤島で暮らす、怪しい団体の「議長」「副議長」「オペレーター」の三人の男女。彼らは「先生」と呼ばれる人物の「指令」を受けてそこで生活している。はじめのうちは平穏だった。しかしそこに侵入者が現れ、日常が少しずつ変化していく。秩序が破れていく。

山本直樹さんの絵はとてもうまい。繊細な線が美しい。性描写も決して不快ではない。むしろ詩情すら漂っている。…いや、人によっては不快かもしれない。訂正します。

内ゲバを描いているとか、マインドコントロールが性欲によって破られていくとかそういう単純なお話なのだろうか。どうもひっかかる。最後の場面など、人によって解釈はてんでんばらばら異なるのではないか。

ボートの上の出来事はすべて彼の妄想だったのだろうか。
肉体は現実にあって、意識だけが川をさまよって。
「議長」は生きていたのだけれど、「副議長」は? 彼女は本当は死んでしまったのではないのか。
「ゲーム」の話がいまひとつ腑に落ちない。なにかの象徴なのかな。

結局、三回通読してみたのだけれど、どこまでが現実で、どこからが妄想なのか見境がつかない。それとも、このような読み自体全然見当外れなのだろうか。

この作者の漫画は初めて読んだのだけれど、他のも読んでみたくなった。全二巻。

(小学館)

4091857752ビリーバーズ 1 (1)
山本 直樹
小学館 2000-02

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