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zoom RSS 福永武彦の

<<   作成日時 : 2007/03/19 17:59   >>

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もし生きていたら、今日は福永武彦の八十九歳の誕生日だった。
押入れの中に突っ込んである彼の本を取り出してみて、けっこう買っているんだなあと我ながら驚いた。古本屋で見かけるたびにぽつぽつ買ってはいたものの、そのわりに読んでいません…。まあそのうち読むでしょう。

福永武彦というと、甘い浪漫的な作家というイメージが強いようだが、それはたぶんこのひとの作品が『草の花』しか読まれていないためだろう。といっても、いま新刊で購入できる福永といったら、これと『愛の試み』しかないのだからそれも仕方がないのかもしれない。エッセイや、彼を知るひとの回想などを読むと、意外と「男性的」で硬派な福永武彦の一面を知ることができる。

今となっては忘れられつつある作家の一人だが、わたしはそれでよいと思う。多くのひとに読んでほしい気持もあるが、それ以上に、ひっそりと、胸に抱くように一部の読者に大切に読まれる、そういう読まれ方のほうがこのひとにはふさわしいように思えるから。

…だったら、こんな記事書くなというご批判をいただきそうですが。

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タイトル (本文) ブログ名/日時
本「忘却の河」
お薦めの本を読みました・「忘却の河」 ...続きを見る
Kinari Tapisserie
2007/12/10 23:19

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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
epiさん、こんばんは。初めてコメントを書かせていただきます。
福永武彦さんの本、読みたいのですが、なかなか見つからないです。(入手できたのは、丁度この記事で名指しされている二冊のみです)
福永さんの本をこれからも読んでいくことを前提として、epiさんの「福永さんならこれをぜひ」というものを教えてください。

きなり
URL
2007/03/19 22:57
>きなり様

こんばんは。コメントありがとうございます。

>「福永さんならこれをぜひ」

わたしも、そんなに福永武彦に詳しいわけではないのですが(^^;)お役に立てれば幸いです。

個人的には『忘却の河』がよいと思います。連作形式で、ある一家の孤独と、還るべき「ふるさと」を描いた傑作でした。福永というと『草の花』か『死の島』が人気のようですが、わたしがもっとも感銘を受けたのは『忘却の河』でした。

もちろん『死の島』も見事です。現在、復刊ドットコムで復刊交渉中のようで、実現すればよいなあと思っています。
epi
2007/03/20 00:22
epiさん、こんばんは。
この記事で教えていただいた「忘却の河」、読みました。面白かったです(^^)
事後承諾で恐縮ですが、読後感想の記事からリンクを貼らせて戴きました。よろしければお立ち寄りください。
きなり
URL
2007/12/12 19:53
私も「愛の試み・愛の終わり」をバイブルとしています。
「死の島」の文庫版…羨ましいですね。
侘助
2008/05/13 02:22

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