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zoom RSS わたしによるわたしのための、読みたい長編小説のリスト

<<   作成日時 : 2007/07/13 00:36   >>

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河出書房新社から池澤夏樹さん編集の『世界文学全集』が刊行される。そのラインナップがこちら

「世界文学全集宣言」と題された文言のなかにこんな箇所がある。
世界はこんなに広いし、人間の思いはこんなに遠くまで飛翔する。
それを体験してほしい。

地べたを這いつくばるしかできない人間のわたしだから、飛びたくなる。思いきり地面を蹴って。

池澤さんの文言に刺激され、せっかくブログなんてものをやっているのだから、この先読みたい小説を自分のためにリストアップしてみる(自分のためといいつつ公開している以上は他者も意識しているのだ)。優等生的ないわゆる名作系で複数巻に分かれている長編たち。どれについてでも、「え? まだ読んでないの?」とは言わないで…。


1. ガルガンチュアとパンタグリュエル(ラブレー)
2. 悪徳の栄え(サド)
3. モンテクリスト伯(デュマ・ペール)
4. レ・ミゼラブル(ユゴー)
5. チボー家の人々(マルタン・デュ・ガール)
6. 夜の果てへの旅(セリーヌ)
7. トリストラム・シャンディ(スターン)
8. 高慢と偏見(オースティン)
9. ジェイン・エア(C・ブロンテ)
10. デイヴィッド・コパフィールド(ディケンズ)
11. ミドルマーチ(エリオット)
12. テス(ハーディ)
13. ある婦人の肖像(ジェイムズ)
14. 人間の絆(モーム)
15. アレクサンドリア四重奏(ダレル)
16. 白鯨(メルヴィル)
17. ハックルベリー・フィンの冒険(トウェイン)
18. 響きと怒り(フォークナー)
19. 夜はやさし(フィッツジェラルド)
20. 怒りの葡萄(スタインベック)
21. 死せる魂(ゴーゴリ)
22. アンナ・カレーニナ(トルストイ)
23. 戦争と平和(トルストイ)
24. ドクトル・ジバゴ(パステルナーク)
25. 晩夏(シュティフター)
26. ブッデンブローク家の人びと(マン)
27. ブリキの太鼓(グラス)
28. クオ・ワディス(シェンキェーヴィチ)
29. 細雪(谷崎潤一郎)
30. 神聖喜劇(大西巨人)

(追加2007.7.17)
31. 静かなドン(ショーロホフ)「坂のある非風景」のMさんからおすすめいただきました。


無人島に持って行きたい『エセー』は小説ではないので除外。難解な哲学的考察が含まれる小説や、読んでいて意味が分からず苛々する小説も除外。また、キツいので古典も除外。いかにも20世紀生まれの人間的なラインナップになった。一作家一作品なのはとっかかりの読書だから。ただしトルストイだけは別格。読む前から別格。
偶然だが年齢と同じ数になった。
このブログに経過を記録できるかしらん。

森のなかで迷子になるように活字のなかをさまよいたい。誰か一緒に行こうとは誘わない。一人で行くからいい。でも、もし森のなかで出会うことがあったら笑顔で挨拶を交わそう。こんにちは、ごきげんよう、と。


↓文庫本を買ったくらいで破産するわけでもないから何冊か買ってある。
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コメント(8件)

内 容 ニックネーム/日時
こんにちは。池澤夏樹は子どもの頃、別居していた父の福永武彦から世界文学全集を贈られて読み耽っていたそうですね。このラインナップ、私も未読のオンパレードです。
epiさんの挙げられたリスト、既読は『アンナ・カレーニナ』のみで、どれも読んでみたい作品ばかりです。『白鯨』はだいぶ前から読みかけてますが、全然捗りません(汗)
ひとつひとつ読破されていくのを楽しみにしてま〜す(自分も読めって!)
猫のゆりかご
URL
2007/07/13 09:05
>猫のゆりかごさん

こんばんは。
確信しているのですが、池澤さんは文学全集のラインナップにガルシア=マルケスを入れたかったでしょうね。大好きらしいですもんね。でも新潮社とかぶるから止む無く削ったのではないでしょうか。

わたしが挙げた本はどれも有名な名作ばかりで、そういう本って内容は知っているからこそ逆に読まれていない、みたいなところがあるのかなあと、このリストを作って思いました(自己正当化? そうかも・笑)。体力さえあるなら、学生のころより今のほうが経験を積んだぶんだけ深く読めるのではないか、とちょっと期待もあります。

猫のゆりかごさんの『白鯨』との付き合い方を知って、やはり長編は買って手許に置いておいたほうがいい気がしました。そうすれば、いつでも、少しずつでも、読み進められるわけですからね。でも『白鯨』は手強そう…。まあ、気長にゆっくり行きましょうよ^^
epi
2007/07/13 19:37
epiさん、こんばんは〜のこちらでは初めまして。もしかするとリストマニアの坤でございます。いいですねー未読名作集。たいていは「おらっちはたくさん読んだから、その中でこれこれはキミたちにもお薦めね」みたいな教育的全集リストが多いのだけど、これから読みたいと言われるあたりがなかなかユニークで嬉しくなってしまいました。
 中でも国産二本が光ってますねー。「細雪」は東北出身のわたくしが関西に移住したときの語学副読本でしたが、船場言葉は庶民の話し言葉とまたちょっと違うようですな。「神聖喜劇」はもちろん戦後日本文学で最大の収穫のひとつでしょう。
 なにか制覇されるたびにぜひぜひご報告お願いします。できればわたくしの読んでないアレとかコレを先に、とか〜。


URL
2007/07/16 22:00
>坤さん

こんばんは。
「教育的全集リスト」を作れたらよいのですけれど、そこまで数を読んでいなくて(^^;)なので自分発自分向けリストです。
わたしの挙げたのは19世紀の小説がメインで、これは20世紀小説がわたしには難しいからなんです…。とくにドイツ。小説読みに読みたい長編リストを作らせたらトップに来るだろう『特性のない男』は、そういうわけで除外してます。図書館でめくってみましたが、あれは無理…。

>できればわたくしの読んでないアレとかコレ

え? 坤さんがお読みになっていないもの、入ってましたか?
どれでしょう? アレですかねえ。 コレですかねえ。
epi
2007/07/17 00:52
ご無沙汰しております。
epiさんの『世界文学全集』、なかなか興味深いですね。『岩窟王』や『ああ無情』をあらためてオリジナル版で、とはいってもあの本の厚さを見ると躊躇してしまいますよね。自分も一度は読んでおきたいものが多々ありました。最大公約数というか、最小公倍数というか、読書家の趣味は一致するようで・・・。
他方で、epiさんのおやりになっているような、ランダムな読み方も捨てがたいですよね。私は最近フロイトやマルクスを読んで、こんなにも芸術的な、などと思いました。
私の方はブログを再開する予定はありませんが、遠い将来なんらかの形でコンタクトを取れるといいですね。徹夜文学談義などいかが・・・。
また時々覗かせていただきます。
摩訶不思議
2007/07/18 21:10
>摩訶不思議さん

お久しぶりです^^
こうやって挙げてみると今更ながら自分の穴の多さに呆れますが、まあ普通の本読みならこんなものだろうと勝手に思って自分を慰めています。ここ数年で新訳もいくつか出ましたし。

>ランダムな読み方

飽きっぽいのか、同じ傾向のものを続けられないのです…。息苦しくなってしまって。それにしてもマルクス、フロイトとはさすが摩訶不思議さん!

>徹夜文学談義

いいですねえ。でもその前に摩訶不思議さんとお話できるくらいの基礎知識が必要ですね。トルストイもまだなんですから。
またコメントをいただけると嬉しいです。ありがとうございました^^
epi
2007/07/19 14:09
たくさんコメントされてるなあ・・・と思いつつ、私も思いついたことがあったので書いておきます。
『高慢と偏見』
→NHKラジオ第2で木曜午後9:30からやっている「原書で読む世界の名作」という番組で取り上げられています。日本語解説と英語での朗読というシンプルなものですが、イギリス英語がとても雰囲気があって素敵です。10月くらいまで続くので、もしお暇があったら是非☆
私はリストの中で読んだことのあるのは2冊(しかも1冊は抄訳)しかなかった(^_^;)『怒りの葡萄』は読んでないけれど『エデンの東』は良かったです。スタインベックもう少し読んでみようかなあ・・とても読書家とはいえない私ですが、ブログを見たらちょっとやる気が出てきました(笑)
ポトフ
2007/07/22 23:53
>ポトフさん

こんにちは。
「原書で読む世界の名作」というラジオ番組の存在すらまったく知りませんでしたよ。いま番組表をチェックしました。語学のお勉強系の番組が多いのでしょうか。考えてみるとラジオってテレビよりヒアリングに向いているかもしれませんね。聴覚が集中しますから。オースティンの番組、聴いてみようかな^^

>リストの中で読んだことのあるのは2冊

ポトフさんがお読みになった本はズバリ、『レ・ミゼラブル』でしょう! ちなみに、わたしはリストの本、一冊も読んでいませんよ…。
本記事が少しでもお役に立ちましたら幸いです^^
epi
2007/07/23 18:07

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