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zoom RSS 『孤島の鬼』 江戸川乱歩

<<   作成日時 : 2009/06/15 00:00   >>

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怪奇の物語。

小説の語り手は、会社の同僚の木崎初代と恋に落ち、彼女との結婚を考えるようになる。しかし幸福だったはずのある日に、初代は密室で何者かに刺殺されてしまう。悲嘆に暮れる語り手は、友人で素人探偵の深山木に事件の解明を依頼するも、事の真相に迫りすぎた彼も、語り手に詳細を伝える前に、何者かに、人であふれる白昼の浜辺で刺殺される。
語り手に同性愛的な友情を寄せる友人の諸戸とともに、語り手は事件の鍵があると思われる南紀の孤島に渡る。そこで彼らは世にもおぞましきものに直面することになる。

殺人事件の犯人を追う推理小説の要素は前半部分までで、後半は南紀の孤島を舞台に、醜怪な物語が展開する。謎ときあり、冒険あり、恋愛ありと豊かな内容の小説となっている。管理人は謎ときよりも昭和初期の作品世界に漂うあやかしの雰囲気を堪能した。竹中英太郎の挿絵を収録。

4488401015孤島の鬼 (創元推理文庫)
江戸川 乱歩
東京創元社 1987-06

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