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みんなの「読書」ブログ

タイトル 日 時
『詩という仕事について』 ボルヘス
『詩という仕事について』 ボルヘス 詩の探求。 ...続きを見る

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2015/05/05 00:00
『七人の使者・神を見た犬 他十三篇』 ブッツァーティ
『七人の使者・神を見た犬 他十三篇』 ブッツァーティ 何処から、何処へ。 ...続きを見る

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2015/03/06 00:00
『シルトの岸辺』 ジュリアン・グラック
『シルトの岸辺』 ジュリアン・グラック 時の岸辺。 ...続きを見る

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2014/12/28 00:00
『ロクス・ソルス』 レーモン・ルーセル
『ロクス・ソルス』 レーモン・ルーセル 独身者の機械。 ...続きを見る

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2014/10/16 00:00
『谷間の百合』 バルザック
『谷間の百合』 バルザック 愛の渇き。 ...続きを見る

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2014/10/05 00:00
『デパートを発明した夫婦』 鹿島茂
『デパートを発明した夫婦』 鹿島茂 欲望と消費社会。 ...続きを見る

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2014/08/18 00:00
『明日は舞踏会』 鹿島茂
『明日は舞踏会』 鹿島茂 夢見る少女じゃいられない。 ...続きを見る

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2014/08/10 00:00
『私の幸福論』 福田恆存
『私の幸福論』 福田恆存 運命愛。 ...続きを見る

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2014/07/21 00:00
『幸福論』 アラン
『幸福論』 アラン 喜ばしき知恵。 ...続きを見る

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2014/07/10 00:00
『幻想植物園』 巖谷國士
『幻想植物園』 巖谷國士 彼女のいる風景。 ...続きを見る

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2014/07/03 00:00
『森と芸術』 巖谷國士
『森と芸術』 巖谷國士 われわれは森から来た。 ...続きを見る

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2014/05/11 00:00
『シュルレアリスムとは何か』 巖谷國士
『シュルレアリスムとは何か』 巖谷國士 通底器。 ...続きを見る

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2014/05/05 00:00
『地図と領土』 ミシェル・ウエルベック
『地図と領土』 ミシェル・ウエルベック 希望か、絶望か。 ...続きを見る

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2014/04/27 00:00
『制作』 エミール・ゾラ
『制作』 エミール・ゾラ 知られざる傑作。 ...続きを見る

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2014/04/18 00:00
『居酒屋』 ゾラ
『居酒屋』 ゾラ どん底。 ...続きを見る

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2014/04/10 00:00
『ドルジェル伯の舞踏会』 ラディゲ
『ドルジェル伯の舞踏会』 ラディゲ 糸。 ...続きを見る

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2014/03/23 00:00
『悲しみよ こんにちは』 サガン
『悲しみよ こんにちは』 サガン 少女たちはみな悲しい。 ...続きを見る

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2014/03/17 00:00
『ペスト』 カミュ
『ペスト』 カミュ 春を恨んだりはしない。 ...続きを見る

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2014/03/10 00:00
『カミュ 『よそもの』 きみの友だち』 野崎歓
『カミュ 『よそもの』 きみの友だち』 野崎歓 幸福な生。 ...続きを見る

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2014/03/03 00:00
『孤島』 ジャン・グルニエ
『孤島』 ジャン・グルニエ この世の王国。 ...続きを見る

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2014/02/25 00:00
『言葉』 J-P・サルトル
『言葉』 J-P・サルトル 読む、書く、生きる。 ...続きを見る

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2014/02/17 00:00
『嘔吐』 ジャン‐ポール・サルトル
『嘔吐』 ジャン‐ポール・サルトル 孤独の発明。 ...続きを見る

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2014/02/10 00:00
『ビリティスの歌』 ピエール・ルイス
『ビリティスの歌』 ピエール・ルイス 夜の女王。 ...続きを見る

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2014/02/04 00:00
『ゴプセック 毬打つ猫の店』 バルザック
『ゴプセック 毬打つ猫の店』 バルザック 欲望の文学。 ...続きを見る

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2014/01/28 00:00
『パリの憂鬱』 ボードレール
『パリの憂鬱』 ボードレール パリ情景。 ...続きを見る

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2014/01/22 00:00
『カルメン コロンバ』 メリメ
『カルメン コロンバ』 メリメ 呪縛。 ...続きを見る

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2014/01/15 00:00
『青い麦』 コレット
『青い麦』 コレット 君と夏の終わり。 ...続きを見る

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2014/01/08 00:00
『行動分析学入門』 杉山尚子
『行動分析学入門』 杉山尚子 行動から人間を見る。 ...続きを見る

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2014/01/02 00:00
『チャンドス卿の手紙 アンドレアス』 ホフマンスタール
『チャンドス卿の手紙 アンドレアス』 ホフマンスタール 夢の器。 ...続きを見る

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2013/12/25 00:00
『ガリレオの生涯』 ブレヒト
『ガリレオの生涯』 ブレヒト 科学者の倫理。 ...続きを見る

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2013/12/19 00:00
『ゲオルク・ビューヒナー全集』 ビューヒナー
『ゲオルク・ビューヒナー全集』 ビューヒナー 科学者の文学。 ...続きを見る

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2013/12/12 00:00
『ヴォイツェク ダントンの死 レンツ』 ビューヒナー
『ヴォイツェク ダントンの死 レンツ』 ビューヒナー 狂気の解剖。 ...続きを見る

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2013/12/06 00:00
『ツァラトゥストラ』 ニーチェ
『ツァラトゥストラ』 ニーチェ 生の舞踏。 ...続きを見る

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2013/12/01 00:00
『ニーチェ・セレクション』 渡邊二郎編
『ニーチェ・セレクション』 渡邊二郎編 ニーチェ思想のアンソロジー。 ...続きを見る

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2013/11/24 00:00
『道徳の系譜学』 ニーチェ
『道徳の系譜学』 ニーチェ 道徳の価値。 ...続きを見る

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2013/11/19 00:00
『善悪の彼岸』 ニーチェ
『善悪の彼岸』 ニーチェ 苦難の価値。 ...続きを見る

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2013/11/13 00:00
『ヒュペーリオン』 ヘルダーリン
『ヒュペーリオン』 ヘルダーリン 生の勝利。 ...続きを見る

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2013/11/07 00:00
『チリの地震』 ハインリヒ・フォン・クライスト
『チリの地震』 ハインリヒ・フォン・クライスト 反親和力。 ...続きを見る

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2013/11/01 00:00
『カフカ寓話集』 池内紀編訳
『カフカ寓話集』 池内紀編訳 寓意の問題。 ...続きを見る

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2013/10/26 00:00
『カフカ短篇集』 池内紀編訳
『カフカ短篇集』 池内紀編訳 可笑しなカフカ。 ...続きを見る

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2013/10/20 00:00
『長編小説と散文集』 ローベルト・ヴァルザー
『長編小説と散文集』 ローベルト・ヴァルザー 小さき者へ。 ...続きを見る

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2013/10/16 00:00
『ヴァルザーの詩と小品』 飯吉光夫編訳
『ヴァルザーの詩と小品』 飯吉光夫編訳 恍惚と不安。 ...続きを見る

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2013/10/11 00:00
『パウル・ツェラン詩文集』 飯吉光夫 編・訳
『パウル・ツェラン詩文集』 飯吉光夫 編・訳 まだ歌える歌がある。 ...続きを見る

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2013/10/06 00:00
『パウル・ツェラン ことばの光跡』 飯吉光夫
『パウル・ツェラン ことばの光跡』 飯吉光夫 ツェラン詩のガイドとして。 ...続きを見る

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2013/09/30 00:00
『名づけえぬもの』 サミュエル・ベケット
『名づけえぬもの』 サミュエル・ベケット まだ終わらぬために。 ...続きを見る

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2013/09/24 00:00
『マロウンは死ぬ』 サミュエル・ベケット
『マロウンは死ぬ』 サミュエル・ベケット 死の床に横たわりて。 ...続きを見る

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2013/09/17 00:00
『モロイ』 サミュエル・ベケット
『モロイ』 サミュエル・ベケット 果てしない物語。 ...続きを見る

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2013/09/11 00:00
『ゴドーを待ちながら』 サミュエル・ベケット
『ゴドーを待ちながら』 サミュエル・ベケット 明日は、明日こそは。 ...続きを見る

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2013/09/04 00:00
『釈尊の生涯』 中村元
『釈尊の生涯』 中村元 生身の釈尊伝。 ...続きを見る

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2013/08/28 00:00
『ブッダのことば』 中村元訳
『ブッダのことば』 中村元訳 最古の仏典。 ...続きを見る

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2013/08/22 00:00
『ブッダの人と思想』 中村元・田辺祥二
目覚めた人。 ...続きを見る

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2013/08/16 00:00
『原始仏典』 中村元
嘆くをやめよ。 ...続きを見る

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2013/08/13 00:00
『よく生きる』 岩田靖夫
生きることを学ぶ。 ...続きを見る

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2013/08/11 00:00
『ヨーロッパ思想入門』 岩田靖夫
自由、平等、博愛。 ...続きを見る

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2013/08/07 00:00
『イラスト西洋哲学史』 小阪修平
意識の進化史。 ...続きを見る

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2013/08/01 00:00
『反哲学史』 木田元
思想の変遷。 ...続きを見る

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2013/07/25 00:00
『反哲学入門』 木田元
哲学から反哲学へ。 ...続きを見る

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2013/07/18 00:00
『災害がほんとうに襲った時』 中井久夫
災害の現場で。 ...続きを見る

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2013/07/11 00:00
『晩夏』 シュティフター
もう一度だけ夏を。 ...続きを見る

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2013/07/03 00:00
『ブリギッタ・森の泉 他一篇』 シュティフター
大人の文学。 ...続きを見る

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2013/06/27 00:00
『森の小道・二人の姉妹』 シュティフター
美徳の幸福。 ...続きを見る

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2013/06/20 00:00
『砂の女』 安部公房
囚われの男。 ...続きを見る

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2013/06/13 00:00
『オン・ザ・ロード』 ジャック・ケルアック
さらば青春の光。 ...続きを見る

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2013/06/05 00:00
『ハムレット』 シェイクスピア
仮面の男。 ...続きを見る

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2013/05/30 00:00
『こころ朗らなれ、誰もみな』 アーネスト・ヘミングウェイ
趣味の問題。 ...続きを見る

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2013/05/23 00:00
『不思議の国のアリス』 ルイス・キャロル
きみを夏の一日にたとえようか。 ...続きを見る

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2013/05/16 00:00
『ペロー童話集』 シャルル・ペロー
文学のふるさと。 ...続きを見る

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2013/05/09 00:00
『審判』 カフカ
あるいは「訴訟」。 ...続きを見る

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2013/05/02 00:00
『失踪者』 カフカ
あるいは「アメリカ」。 ...続きを見る

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2013/04/25 00:00
『死の島』 福永武彦
福永武彦の集大成。 ...続きを見る

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2013/04/21 00:00
『母アンナの子連れ従軍記』 ブレヒト
度胸アンナとその子どもたち。 ...続きを見る

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2013/04/18 00:00
『おれにはアメリカの歌声が聴こえる』 ホイットマン
抄訳『草の葉』。 ...続きを見る

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2013/04/13 00:00
『ソラリス』 スタニスワフ・レム
未知との遭遇。 ...続きを見る

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2013/04/05 00:00
『万延元年のフットボール』 大江健三郎
地と血。 ...続きを見る

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2013/03/28 00:00
『個人的な体験』 大江健三郎
新生。 ...続きを見る

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2013/03/21 00:00
『死者の奢り・飼育』 大江健三郎
壁。 ...続きを見る

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2013/03/14 00:00
『詩人たちの世紀』 新倉俊一
革新の詩学。 ...続きを見る

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2013/03/07 00:00
『孤独な散歩者の夢想』 ルソー
夢を歩く。 ...続きを見る

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2013/02/28 00:00
『デ・トゥーシュの騎士』 バルベー・ドールヴィイ
ふくろう党血風録。 ...続きを見る

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2013/02/21 00:00
『第五の書』 ラブレー
死者の書。 ...続きを見る

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2013/02/14 00:00
『「伝える」ことと「伝わる」こと』 中井久夫
冷静とぬくもり。 ...続きを見る

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2013/02/07 00:00
『「思春期を考える」ことについて』 中井久夫
病いと社会。 ...続きを見る

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2013/02/01 00:00
『「つながり」の精神病理』 中井久夫
深淵の家族。 ...続きを見る

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2013/01/25 00:00
『世に棲む患者』 中井久夫
病いとともに生きる。 ...続きを見る

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2013/01/19 00:00
『ドン・キホーテ』 セルバンテス
さようなら、わたしの本よ。 ...続きを見る

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2013/01/11 00:00
『六号病棟・退屈な話 他五篇』 チェーホフ
非情の文学。 ...続きを見る

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2013/01/06 00:00
『火の娘たち』 ネルヴァル
夢は第二の生。 ...続きを見る

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2013/01/04 00:00
『日本文化私観』 坂口安吾
生きろ。 ...続きを見る

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2012/12/31 00:00
『完訳 緋文字』 ホーソーン
罪と罰。 ...続きを見る

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2012/12/28 00:00
『夜と霧 新版』 ヴィクトール・E・フランクル
それでも生にしかりという。 ...続きを見る

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2012/12/25 00:00
『望郷と海』 石原吉郎
沈黙の底から。 ...続きを見る

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2012/12/22 00:00
『嵐が丘』 E・ブロンテ
荒野のヒース。 ...続きを見る

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2012/12/18 00:00
『高慢と偏見』 ジェイン・オースティン
第一印象。 ...続きを見る

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2012/12/15 00:00
『散文小品集T』 ローベルト・ヴァルザー
散歩者の夢想。 ...続きを見る

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2012/12/11 00:00
『助手』 ローベルト・ヴァルザー
緩やかさ。 ...続きを見る

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2012/12/08 00:00
『この人を見よ』 ニーチェ
ニーチェと健康。 ...続きを見る

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2012/12/04 00:00
『喜ばしき知恵』 フリードリヒ・ニーチェ
着飾れ、踊れ、笑え。 ...続きを見る

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2012/12/01 00:00
『悪徳の栄え』 マルキ・ド・サド
悪徳の幸福。 ...続きを見る

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2012/11/28 00:00
『灯台へ』 ヴァージニア・ウルフ
母の肖像。 ...続きを見る

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2012/11/24 00:00
『ウルフの部屋』 宮田恭子
病いの代償。 ...続きを見る

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2012/11/21 00:00
『ヴァージニア・ウルフ』 ナイジェル・ニコルソン
恋人の息子が描くウルフの肖像。 ...続きを見る

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2012/11/18 00:00
『ダロウェイ夫人』 ヴァージニア・ウルフ
生への意志。 ...続きを見る

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2012/11/14 00:00
『熊 他三篇』 フォークナー
大森林。 ...続きを見る

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2012/11/10 00:00
『八月の光』 フォークナー
オン・ザ・ロード。 ...続きを見る

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2012/11/05 00:00
『アブサロム、アブサロム!』 フォークナー
記憶よ、語れ。 ...続きを見る

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2012/10/30 00:00
『ランボー全詩集』 アルチュール・ランボー
閃光少年。 ...続きを見る

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2012/10/27 00:00
『地獄の季節』 ランボオ
それならばもう一度。 ...続きを見る

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2012/05/08 00:00
『ヘンリ・ライクロフトの私記』 ギッシング
悲しき幻想。 ...続きを見る

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2012/05/07 00:00
『三つの物語』 フロベール
フローベール最晩年の作品。 ...続きを見る

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2012/05/05 00:00
『ホーソーン短篇小説集』 坂下昇編訳
深層の魔。 ...続きを見る

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2012/05/04 00:00
『ジェルミナール』 エミール・ゾラ
貧しき人々。 ...続きを見る

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2012/05/03 00:00
『ドストエフスキー伝』 アンリ・トロワイヤ
フョードル・ミハイロヴィチの波瀾の生涯。 ...続きを見る

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2012/05/01 00:00
『石さまざま』 アーダルベルト・シュティフター
光と闇の対比。 ...続きを見る

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2012/04/26 00:00
『荒涼館』 C.ディケンズ
重厚な社会小説。 ...続きを見る

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2012/04/19 00:00
『モンテ・クリスト伯』 アレクサンドル・デュマ
涙の香り。 ...続きを見る

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2012/04/09 00:00
『短篇集 恋の罪』 サド
「適法」のサド。 ...続きを見る

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2012/04/01 00:00
『狂えるオルランド』 アリオスト
狂気の愛。 ...続きを見る

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2012/03/30 00:00
『白馬の騎手』 テオドール・シュトルム
嵐の夜に。 ...続きを見る

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2012/03/29 00:00
『悪霊』 ドストエフスキー
父と子たち。 ...続きを見る

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2012/03/27 00:00
『あら皮』 バルザック
死の舞踏。 ...続きを見る

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2012/03/22 00:00
『山椒大夫・高瀬舟』 森鴎外
現代文学としての鴎外。 ...続きを見る

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2012/03/20 00:00
『ソクラテスの弁明・クリトン』 プラトン
この人を見よ。 ...続きを見る

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2012/03/19 23:22
『大尉の娘』 プーシキン
父と子。 ...続きを見る

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2012/03/18 00:00
『紅い花 他四篇』 ガルシン
「悪」と戦う。 ...続きを見る

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2012/03/17 00:00
『津軽』 太宰治
故郷。 ...続きを見る

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2012/03/16 00:00
『老年について』 キケロー
人生指南。 ...続きを見る

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2012/03/15 00:00
『生の短さについて 他二篇』 セネカ
より善き生への信。 ...続きを見る

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2012/03/14 00:00
『弓と竪琴』 オクタビオ・パス
詩論。 ...続きを見る

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2012/03/12 00:00
『異邦人』 カミュ
調書。 ...続きを見る

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2012/03/08 00:00
『ダフニスとクロエー』 ロンゴス
めばえ。 ...続きを見る

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2012/03/07 00:00
『孤独な散歩者の夢想』 ルソー
自省録。 ...続きを見る

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2012/03/06 00:00
『東京日記 他六篇』 内田百
不気味なもの。 ...続きを見る

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2012/03/05 00:00
『トリスタン・イズー物語』 ベディエ編
狂える恋人たち。 ...続きを見る

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2012/03/04 00:00
『狐物語』
黒いいたずら。 ...続きを見る

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2012/03/02 00:00
『マクベス』 シェイクスピア
魔女たちはささやく。 ...続きを見る

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2012/03/01 00:00
『ある婦人の肖像』 ヘンリー・ジェイムズ
夢の終わり、あるいは現実のはじまり。 ...続きを見る

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2012/02/29 00:00
『ニーベルンゲンの歌』
血の饗宴。 ...続きを見る

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2012/02/26 00:00
『薔薇物語』 ギヨーム・ド・ロリス/ジャン・ド・マン
恋愛のディスクール。 ...続きを見る

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2012/02/24 00:00
『カンディード 他五篇』 ヴォルテール
善悪の彼岸。 ...続きを見る

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2012/02/23 00:00
『パウル・ツェラン詩文集』 パウル・ツェラン
災厄のあとで。 ...続きを見る

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2012/02/19 00:00
『わたしの名は赤』 オルハン・パムク
文明の衝突。 ...続きを見る

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2012/02/12 00:00
『死者の書・口ぶえ』 折口信夫
鎮魂。 ...続きを見る

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2012/02/11 00:00
『白鯨』 メルヴィル
老人と鯨。 ...続きを見る

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2012/01/31 00:00
『カヴァフィス全詩集』 カヴァフィス
詩の魔法。 ...続きを見る

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2012/01/08 00:00
『終わりと始まり』 ヴィスワヴァ・シンボルスカ
アウシュビッツのあとに。 ...続きを見る

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2011/12/19 00:00
『森のバルコニー/狭い水路』 ジュリアン・グラック
森の生活。 ...続きを見る

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2011/11/28 00:00
『アンデルセン童話集』 アンデルセン
再会する物語。 ...続きを見る

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2011/11/21 00:00
『ハドリアヌス帝の回想』 マルグリット・ユルスナール
目を見開いて。 ...続きを見る

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2011/11/16 00:00
『地上の見知らぬ少年』 J・M・G・ル・クレジオ
無垢の生。 ...続きを見る

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2011/11/13 00:00
『アフロディテ』 ピエール・ルイス
古代風俗。 ...続きを見る

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2011/11/08 00:00
『オデュッセイア』 ホメロス
王の帰還。 ...続きを見る

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2011/10/27 00:00
『イリアス』 ホメロス
兵どもが夢の跡。 ...続きを見る

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2011/10/25 00:00
『バートルビーと仲間たち』 エンリーケ・ビラ=マタス
もの書かぬ人びと。 ...続きを見る

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2011/10/24 00:00
『世界終末戦争』 マリオ・バルガス=リョサ
闇の奥。 ...続きを見る

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2011/10/17 00:00
『アウステルリッツ』 W・G・ゼーバルト
仄暗い記憶の底から。 ...続きを見る

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2011/10/12 00:00
『この世の王国』 アレホ・カルペンティエル
血と暴力の歴史。 ...続きを見る

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2011/10/11 00:00
『チャパーエフと空虚』 ヴィクトル・ペレーヴィン
夢の境界。 ...続きを見る

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2011/10/10 00:00
『プラテーロとわたし』 J.R.ヒメーネス
ねえ、プラテーロ。 ...続きを見る

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2011/10/08 00:00
『プルーストによる人生改善法』 アラン・ド・ボトン
プルーストに人生を学ぶ。 ...続きを見る

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2011/10/06 00:00
『ガルガンチュアとパンタグリュエル』 ラブレー
轟く哄笑。 ...続きを見る

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2011/09/30 00:00
『幼なごころ』 ヴァレリー・ラルボー
忘れない日々。 ...続きを見る

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2011/09/24 00:00
『高野聖・眉かくしの霊』 泉鏡花
あやかしのほうへ。 ...続きを見る

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2011/09/23 00:00
『消去』 トーマス・ベルンハルト
呪詛、えんえんと。 ...続きを見る

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2011/09/21 00:00
『ルバーイヤート』 オマル・ハイヤーム
悩むより楽しめ。 ...続きを見る

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2011/09/19 00:00
『うたかたの日々』 ヴィアン
不思議の国の恋人たち。 ...続きを見る

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2011/09/17 00:00
『草の花』 福永武彦
愛と死。 ...続きを見る

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2011/09/14 00:00
『危険な関係』 ラクロ
危険なゲーム。 ...続きを見る

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2011/09/06 00:00
『謎とき『カラマーゾフの兄弟』』 江川卓
『カラマーゾフの兄弟』をより楽しむために。 ...続きを見る

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2011/09/04 00:00
『タタール人の砂漠』 ディーノ・ブッツァーティ
あなたの人生の物語。 ...続きを見る

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2011/08/19 00:00
『死の勝利』 ガブリエーレ・ダヌンツィオ
腐乱の愛。 ...続きを見る

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2011/08/17 00:00
『ズリイカ・ドブソン』 マックス・ビアボーム
麗しのズリイカ。 ...続きを見る

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2011/08/09 00:00
『中島敦』
月に吠える。 ...続きを見る

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2011/08/06 00:00
『大いなる遺産』 ディケンズ
人間の気高さについて。 ...続きを見る

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2011/08/04 00:00
『マンク』 マシュー・グレゴリー・ルイス
破戒。 ...続きを見る

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2011/07/25 00:00
『ロマン』 ウラジーミル・ソローキン
文学の破壊。 ...続きを見る

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2011/07/24 00:00
『感情教育』 フローベール
甘い生活。 ...続きを見る

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2011/07/19 00:00
『死せる魂』 ゴーゴリ
おかしくかなしいロシア。 ...続きを見る

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2011/07/13 00:00
『神曲』 ダンテ
怒りの叙事詩。 ...続きを見る

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2011/07/09 00:00
『倦怠』 アルベルト・モラヴィア
おまえがほしい。 ...続きを見る

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2011/07/08 00:00
『運命論者ジャックとその主人』 ドニ・ディドロ
脱線、ふたたび。 ...続きを見る

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2011/07/02 00:00
『ギルガメシュ叙事詩』
始原の呼び声。 ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 0

2011/06/30 00:00
『トリストラム・シャンディ』 ロレンス・スターン
脱線また脱線。 ...続きを見る

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2011/06/25 00:00
『ミヒャエル・コールハースの運命』 クライスト
復讐の彼方に。 ...続きを見る

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2011/06/22 00:00
『ファウスト』 ゲーテ
地上の快楽をめぐる旅へ。 ...続きを見る

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2011/06/16 00:00
『賜物』 ナボコフ
失われた祖国を求めて。 ...続きを見る

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2011/06/14 00:00
『そんな日の雨傘に』 ヴィルヘルム・ゲナツィーノ
どこにも居場所はない。 ...続きを見る

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2011/06/10 00:00
『絶望の精神史』 金子光晴
百年の絶望。 ...続きを見る

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2011/06/04 00:00
『チャンドス卿の手紙 アンドレアス』 ホフマンスタール
夢幻の世界。 ...続きを見る

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2011/05/31 00:00
『タンナー兄弟姉妹』 ローベルト・ヴァルザー
テクストの快楽。 ...続きを見る

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2011/05/23 00:00
『ヴォイツェク ダントンの死 レンツ』 ビューヒナー
圧巻。 ...続きを見る

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2011/05/21 00:00
『ホフマン短篇集』 ホフマン
影絵芝居のような。 ...続きを見る

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2011/05/19 00:00
『見えない都市』 イタロ・カルヴィーノ
奇想の諸都市へ。 ...続きを見る

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2011/05/14 00:00
『チリの地震』 ハインリヒ・フォン・クライスト
運命に翻弄される人々。 ...続きを見る

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2011/05/12 00:00
『青い花』 ノヴァーリス
あの夜、夢に見た花の名前は。 ...続きを見る

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2011/05/06 00:00
『ネクロフィリア』 ガブリエル・ヴィットコップ
エロスとタナトス。 ...続きを見る

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2011/04/30 00:00
『フェルディドゥルケ』 W.ゴンブローヴィッチ
永遠の未成熟のために。 ...続きを見る

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2011/04/29 00:00
『水晶 他三篇』 シュティフター
短篇集『石さまざま』から4篇を精選。 ...続きを見る

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2011/04/15 00:00
『眩暈』 エリアス・カネッティ
錯乱と狂気の小説世界。 ...続きを見る

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2011/04/12 00:00
『ガリバー旅行記』 ジョナサン・スウィフト
空想から呪詛へ。 ...続きを見る

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2011/04/10 00:00
『作家の家』 F.プレモリ=ドルーレ
作家たちの創作の現場を訪ねる。 ...続きを見る

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2011/04/08 00:00
『サトラップの息子』 アンリ・トロワイヤ
自伝的に。 ...続きを見る

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2011/04/07 00:00
『尼僧ヨアンナ』 イヴァシュキェヴィッチ
信仰と愛。 ...続きを見る

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2011/04/02 00:00
『バンビ』 フェーリクス・ザルテン
森に生き、森に死ぬいのちのこと。 ...続きを見る

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2011/03/11 00:00
『南回帰線』 ヘンリー・ミラー
シュルレアリスティックな私小説。 ...続きを見る

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2011/03/07 00:00
『プルースト・印象と隠喩』 保苅瑞穂
印象と隠喩を鍵言葉に、プルースト文学の深層を思索する。 ...続きを見る

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2011/03/04 00:00
『きことわ』 朝吹真理子
時間と記憶をめぐる物語。 ...続きを見る

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2011/02/16 00:00
『流刑の神々・精霊物語』 ハインリヒ・ハイネ
新しき神と古き神々をめぐって。 ...続きを見る

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2011/02/14 00:00
『ツァラトゥストラ』 ニーチェ
聖書のパロディ。 ...続きを見る

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2011/02/12 00:00
『黒い蜘蛛』 ゴットヘルフ
人間の弱さの象徴としての蜘蛛。 ...続きを見る

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2011/02/10 00:00
『オブローモフ』 ゴンチャロフ
「無用者」の死まで。 ...続きを見る

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2011/02/04 00:00
『トーニオ・クレーガー 他一篇』 トーマス・マン
トーマス・マンにとっての『ウェルテル』。 ...続きを見る

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2011/01/28 00:00
『馬を盗みに』 ペール・ペッテルソン
半世紀の時を挟み、交互に述べられる、老境の今と少年時代の夏。 ...続きを見る

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2011/01/13 00:00
『夢の丘』 アーサー・マッケン
孤独な青年の夢想。 ...続きを見る

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2011/01/07 00:00
『オイディプス王』 ソポクレス
究極の悲劇。 ...続きを見る

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2011/01/02 00:00
『ウンラート教授』 ハインリヒ・マン
ある暴君の破滅まで。 ...続きを見る

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2010/12/31 00:00
『ワインズバーグ・オハイオ』 アンダソン
架空の町で生きる人々の、22の物語。 ...続きを見る

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2010/12/25 00:00
『山躁賦』 古井由吉
古歌によってつながれる連作短篇集。 ...続きを見る

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2010/12/17 00:00
『アリアドネからの糸』 中井久夫
多方向にわたるエッセイ集。 ...続きを見る

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2010/12/14 00:00
『白痴』 ドストエフスキー
後期長編のひとつを新訳で。 ...続きを見る

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2010/12/04 00:00
『孤独と人生』 ショーペンハウアー
実践的な幸福論。 ...続きを見る

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2010/11/24 00:00
『切りとれ、あの祈る手を』 佐々木中
文学と革命をめぐって、佐々木氏への5夜10時間におよぶインタビューの書籍化。 ...続きを見る

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2010/11/19 00:00
『死都ブリュージュ』 ローデンバック
そこは灰色の都。 ...続きを見る

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2010/10/30 00:00
『未來のイヴ』 ヴィリエ・ド・リラダン
それは理想の恋人。 ...続きを見る

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2010/10/25 00:00
『テニスボーイの憂鬱』 村上龍
憂鬱なる放蕩のために。 ...続きを見る

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2010/10/22 00:00
『初夜』 イアン・マキューアン
ある夫婦の破局まで。 ...続きを見る

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2010/10/15 00:00
『秋のホテル』 アニータ・ブルックナー
孤独な女が自己を省察する。 ...続きを見る

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2010/10/10 00:00
『ダイング・アニマル』 フィリップ・ロス
「死を背負う獣性」としての性、そして生。 ...続きを見る

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2010/10/08 00:00
『受難』 姫野カオルコ
愛と性について、ユーモラスに。 ...続きを見る

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2010/10/04 00:00
『死の棘』 島尾敏雄
夫婦の絆を問う。 ...続きを見る

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2010/09/28 00:00
『シェリ』 コレット
読み終えてあまりの美しさにため息がもれる。 ...続きを見る

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2010/09/26 00:00
『随筆 女ひと』 室生犀星
女たちの美しさを綴る。 ...続きを見る

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2010/09/23 00:00
『愛の砂漠』 モーリアック
人間の孤独を追求する。 ...続きを見る

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2010/08/21 00:00
『ナチュラル・ウーマン』 松浦理英子
同性愛者の語り手と、彼女が関係する女の物語が連作形式で収録されている。 ...続きを見る

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2010/08/12 00:00
『原色の街・驟雨』 吉行淳之介
5篇の短篇を収録する。 ...続きを見る

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2010/08/11 00:00
『恋愛指南』 オウィディウス
2000年前のローマ人が書いた恋愛ハウツー本。 ...続きを見る

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2010/08/06 00:00
『友情』 武者小路実篤
友情と恋愛の相克。 ...続きを見る

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2010/08/05 00:00
『それから』 夏目漱石
個人と社会の対立を扱う。 ...続きを見る

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2010/07/30 00:00
『黒髪 別れたる妻に送る手紙』 近松秋江
情痴小説を三篇収録する。 ...続きを見る

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2010/07/24 00:00
『愛の試み』 福永武彦
「愛と孤独の作家」による恋愛論。 ...続きを見る

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2010/07/23 00:00
『若きウェルテルの悩み』 ゲーテ
恋の成就か、さもなくば死を。 ...続きを見る

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2010/07/17 00:00
『フェードル アンドロマック』 ラシーヌ
ラシーヌが描く恋の情念は、抗いがたい宿命の力。 ...続きを見る

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2010/07/16 00:00
『恋愛のディスクール・断章』 ロラン・バルト
片恋の言説を編む。 ...続きを見る

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2010/06/20 00:00
『アドルフ』 コンスタン
人間の心理を暴き出す。 ...続きを見る

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2010/06/19 00:00
『スローターハウス5』 カート・ヴォネガット・ジュニア
スローターハウスとは屠殺場のこと。 ...続きを見る

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2010/06/12 00:00
『からだの一日』 ジェニファー・アッカーマン
朝に目が覚めて夜に眠りに就くまで人体で何が起きているのかを、最新の医学・科学の知見をもとに紹介する。 ...続きを見る

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2010/06/04 00:00
『バートルビー 偶然性について』 ジョルジョ・アガンベン
メルヴィルの短篇に登場する人物に「潜勢力(為さないこと)」を見る。 ...続きを見る

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2010/05/29 00:00
『モーパッサン短篇集』 ギ・ド・モーパッサン
3部に分けて短篇を収録する。 ...続きを見る

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2010/05/28 00:00
『ボートの三人男』 ジェローム・K・ジェローム
タイトルに犬は勘定に入っていない。 ...続きを見る

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2010/05/27 00:00
『モレルの発明』 アドルフォ・ビオイ=カサーレス
ボルヘスいわく「完璧な小説」。 ...続きを見る

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2010/05/23 00:00
『不思議の国のアリス』 ルイス・キャロル
ナンセンスな冒険譚、あるいは言語の迷宮。 ...続きを見る

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2010/05/21 00:00
『虐殺器官』 伊藤計劃
9・11後の世界を幻視する。 ...続きを見る

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2010/05/07 00:00
『巨船ベラス・レトラス』 筒井康隆
エンターテイメント性に溢れたメタフィクション。 ...続きを見る

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2010/04/29 00:00
『愛の続き』 イアン・マキューアン
平穏な日常が狂気によって突如破られる。 ...続きを見る

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2010/04/23 00:00
『バルタザールの遍歴』 佐藤亜紀
ひとつの身体に宿った双子の物語。 ...続きを見る

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2010/04/16 00:00
『幻影の書』 ポール・オースター
ある映画監督と、彼を追う男の物語。 ...続きを見る

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2010/04/08 00:00
『他者の苦痛へのまなざし』 スーザン・ソンタグ
戦場写真を見ることがわれわれにリアルを伝えるとしても限界があるということを誠実に考察した写真論。 ...続きを見る

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2010/04/05 00:00
『フォト・リテラシー』 今橋映子
報道写真を読む倫理のために。 ...続きを見る

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2010/03/25 00:00
『首鳴り姫』 岡崎祥久
夜の恋人たちの物語。 ...続きを見る

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2010/03/12 00:00
『嘔吐』 J‐P・サルトル
生きてあることの意味を考察する。 ...続きを見る

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2010/03/08 00:00
『ハムレット Q1』 シェイクスピア
海賊版あるいは原型。 ...続きを見る

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2010/03/04 00:00
『小説の諸相』 E.M.フォースター
小説論の古典。 ...続きを見る

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2010/02/25 00:00
『サブリミナル・インパクト』 下條信輔
認知神経科学の知見から、現代社会と現代人を考察する。 ...続きを見る

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2010/02/16 00:00
『ナジャ』 アンドレ・ブルトン
小説というよりは自伝。 ...続きを見る

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2010/02/14 00:00
『ジュスチーヌまたは美徳の不幸』 サド
美徳と悪徳の対立を扱う思想小説。 ...続きを見る

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2010/02/12 00:00
『ジーヴズの事件簿』 P・G・ウッドハウス
とにかく面白い小説を読みたい気分のときに。 ...続きを見る

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2010/02/09 00:00
『ヒュペーリオン』 ヘルダーリン
詩人ヘルダーリン唯一の散文作品。 ...続きを見る

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2010/02/07 00:00
『文体練習』 レーモン・クノー
ひとつの出来事を99通り(+3)の文章で表現する。 ...続きを見る

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2010/02/05 00:00
『フォークの歯はなぜ四本になったか』 ヘンリー・ペトロスキー
身近にある日用品から、デザインと技術の歴史について考える。 ...続きを見る

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2010/02/03 00:00
『読んでいない本について堂々と語る方法』 ピエール・バイヤール
「読む」とはいかなる営みなのか。 ...続きを見る

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2010/02/01 00:00
『眠れる美女』 川端康成
官能と死のあわいで。 ...続きを見る

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2010/01/31 00:00
『プルーストの花園』 マルト・スガン=フォント
プルーストの詞画集。 ...続きを見る

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2010/01/29 22:57
『ゼーノの苦悶』 ズベーボ
集英社『世界文学全集』の32巻に収録されている。 ...続きを見る

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2010/01/23 00:00
『小さな町』 小山清
市井の人たちをあたたかな視線で描く愛すべき短編を10編収録する。 ...続きを見る

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2010/01/18 00:00
『秘密の花園』 バーネット
いのちが再び息を吹き返す。 ...続きを見る

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2010/01/15 00:00
『蒼ざめた馬』 ロープシン
「……視よ、蒼ざめた馬あり、これに乗る者の名を死といい、黄泉これにしたがう……」 ヨハネ黙示録 ...続きを見る

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2010/01/13 00:00
『本は読めないものだから心配するな』 管啓次郎
書物や映画や旅をめぐるエッセイ集。 ...続きを見る

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2010/01/12 00:00
『或る「小倉日記」伝』 松本清張
嫉妬や劣等感といった暗い情動を抱えた人間たちの物語を6編収録。 ...続きを見る

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2010/01/09 00:00
『一九八四年』 ジョージ・オーウェル
ディストピアを描いたすぐれた長編。 ...続きを見る

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2009/12/28 00:00
『青い野を歩く』 クレア・キーガン
冬の午前の、透明で柔らかな陽射しを連想させる短編集。 ...続きを見る

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2009/12/25 00:00
『膚の下』 神林長平
『あなたの魂に安らぎあれ』『帝王の殻』に続く三部作の完結編。 ...続きを見る

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2009/12/22 00:00
『河岸忘日抄』 堀江敏幸
この小説世界に憧れを抱かずにはいられない。 ...続きを見る

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2009/12/17 00:00
『ゴールデンボーイ』 スティーヴン・キング
対照的な二編を収める。 ...続きを見る

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2009/12/05 00:00
『砂漠の惑星』 スタニスワフ・レム
『ソラリス』、『エデン』とともに未知との遭遇を扱う三部作のひとつ。 ...続きを見る

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2009/12/01 00:00
『モロイ』 サミュエル・ベケット
おかしな、おかしな小説。 ...続きを見る

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2009/11/29 00:00
『廃市・飛ぶ男』 福永武彦
恋愛、孤独、死または虚無、芸術と人生といった福永得意の主題を扱う短編を6編収録。 ...続きを見る

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2009/11/21 00:00
『アシスタント』 マラマッド
暗く、惨めな物語。 ...続きを見る

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2009/11/17 00:00
『風のかたみ』 福永武彦
今昔物語に想を得て書かれた長編。 ...続きを見る

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2009/11/15 00:00
『帝王の殻』 神林長平
『あなたの魂に安らぎあれ』の続編。ただし時代はさかのぼる。 ...続きを見る

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2009/11/13 00:00
『悲しみを聴く石』 アティーク・ラヒーミー
カブール出身の亡命作家がフランス語で執筆した小説。 ...続きを見る

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2009/11/11 00:00
『訴訟』 カフカ
『審判』の邦訳タイトルで人口に膾炙しているカフカの長編の新訳。 ...続きを見る

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2009/11/08 00:00
『月夜見』 増田みず子
血のつながらない母と娘のかかわりの物語。 ...続きを見る

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2009/11/06 23:45
『告白』 町田康
明治時代に大阪で起きた「河内十人斬り」事件をモチーフにした長編。 ...続きを見る

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2009/11/02 00:00
『愛人』 田中ユタカ
愛人と書いてアイレンと読む。 ...続きを見る

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2009/10/21 00:00
『あなたの魂に安らぎあれ』 神林長平
人間とアンドロイドと救いの神の物語。 ...続きを見る

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2009/10/18 00:00
『エイジ・オブ・イノセンス』 イーディス・ウォートン
恋愛が内包するジレンマをよくあらわした小説。 ...続きを見る

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2009/10/15 00:00
『獄中記』 佐藤優
『国家の罠』の著者が東京拘置所で過ごした512日間の記録。 ...続きを見る

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2009/10/12 00:00
『国家の罠』 佐藤優
2002年に世間の注目を集めた「鈴木宗男事件」の当事者の一人である元外交官によるドキュメント。 ...続きを見る

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2009/10/04 00:00
『ミスター・ピップ』 ロイド・ジョーンズ
想像力の有無が、人間を幸福にも不幸にもするのかもしれない。 ...続きを見る

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2009/09/20 00:00
『シチリアでの会話』 ヴィットリーニ
反ファシズムレジスタンスの精神的基盤となった小説。 ...続きを見る

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2009/09/16 00:00
『素粒子』 ミシェル・ウエルベック
再読してあらためて思う。 こんなにも滑稽で、こんなにも哀切で、こんなにも絶望的な物語はそうそうないと。 ...続きを見る

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2009/09/11 00:00
『ハイファに戻って 太陽の男たち』 ガッサーン・カナファーニー
パレスチナで起き、現在も続いている問題を小説を通じて知る。 ...続きを見る

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2009/09/08 00:00
『アラブ、祈りとしての文学』 岡真理
著者の真摯な姿勢が感動的な一冊。 ...続きを見る

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2009/09/03 00:00
『さよなら、愛しい人』 レイモンド・チャンドラー
村上春樹氏による新訳版『さらば愛しき女よ』。 ...続きを見る

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2009/09/03 00:00
『世の中へ 乳の匂い』 加能作次郎
しみじみとした味わいを残す、大正期の私小説作品を八編収録。 ...続きを見る

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2009/09/01 00:00
『さかしま』 J・K・ユイスマンス
19世紀フランスのひきこもり小説。 ...続きを見る

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2009/08/28 00:00
『チャタレイ夫人の恋人』 ロレンス
読了して凄いなあ、と素直にため息が出た。 ...続きを見る

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2009/08/21 00:00
『エリック・ホッファー自伝』 エリック・ホッファー
「沖仲仕の哲学者」の自伝。 ...続きを見る

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2009/08/18 00:00
『恋人たち、幸せな恋人たち』 ヴァレリー・ラルボー
淡い恋の思い出を描く小説を二編収録。 ...続きを見る

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2009/08/08 00:52
『ボヴァリー夫人』 フローベール
極上の恋愛小説。 ...続きを見る

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2009/08/04 00:00
『1Q84』 村上春樹
虚構のなかの虚構の向こうに。 ...続きを見る

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2009/08/01 00:00
『罪と罰』 ドストエフスキー
亀山郁夫氏による新訳がついに完結した。 ...続きを見る

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2009/07/15 00:00
『パリの憂愁』 ボードレール
『悪の華』の詩人が、「蟻のように人の群れる」19世紀のパリをうたう。 ...続きを見る

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2009/07/08 00:00
『第七官界彷徨』 尾崎翠
80年前に書かれたとは思えない、いま読んでも新鮮な驚きを与えてくれる一編。 ...続きを見る

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2009/07/06 00:00
『ドストエフスキー 共苦する力』 亀山郁夫
「まだあいかわらずドストエフスキーに夢中なの?」 ...続きを見る

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2009/07/04 00:00
『イエメンで鮭釣りを』 ポール・トーディ
砂漠の国、イエメンの川を遡る鮭を釣ろうという奇想天外な物語。 ...続きを見る

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2009/07/02 00:00
『もののはずみ』 堀江敏幸
著者が、主としてパリで出合った古道具たちにまつわる掌編を50編収録。 ...続きを見る

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2009/06/27 00:00
『通話』 ロベルト・ボラーニョ
チリ出身の作家による、人の生のいたましさを垣間見せる14の短編を収録。 ...続きを見る

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2009/06/24 00:00
『打ちのめされるようなすごい本』 米原万里
2006年に逝去した著者による、書評の全作品を網羅した一冊。 ...続きを見る

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2009/06/22 00:00
『人間・この劇的なるもの』 福田恆存
生きることはある役割を演じること。 ...続きを見る

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2009/06/19 00:00
『孤島の鬼』 江戸川乱歩
怪奇の物語。 ...続きを見る

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2009/06/15 00:00
『ケルベロス第五の首』 ジーン・ウルフ
何が真実で何が虚偽なのか。考えれば考えるほどにわからなくなる。 ...続きを見る

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2009/06/13 00:00
『渚にて』 ネヴィル・シュート
放射能によって死滅していく世界の終末。 ...続きを見る

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2009/06/11 00:00
『忘却の河』 福永武彦
孤独と愛、そして死という主題を、ある家族に託して追求する。 ...続きを見る

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2009/06/06 00:00
『ヒルズ黙示録』 大鹿靖明
続編の『最終章』と併せて、かつて日本中を騒がせた「ヒルズ族」による一連の事件の舞台裏を暴く。 ...続きを見る

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2009/05/31 00:00
『アルゴールの城にて』 ジュリアン・グラック
人里離れたブルターニュの古い城館を舞台にしたシュルレアリスティックな物語。 ...続きを見る

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2009/05/29 00:00
『誘拐』 本田靖春
1963年に起きた、幼児誘拐殺人事件「吉展ちゃん事件」に迫ったノンフィクション。 ...続きを見る

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2009/05/22 00:00
『従妹ベット』 バルザック
金銭欲と愛欲と、そして復讐の物語。 ...続きを見る

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2009/05/15 00:00
『霧のむこうのふしぎな町』 柏葉幸子
霧のたちこめる森を抜けると、不思議な町だった。 ...続きを見る

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2009/05/07 00:00
『贅沢な読書』 福田和也
読書という営みのうちにある贅沢さを愉しむために。 ...続きを見る

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2009/05/05 00:00
『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』 フィリップ・K・ディック
虚と実、そして生命についての物語。 ...続きを見る

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2009/05/03 00:00
『動物化するポストモダン』 東浩紀
ポスト近代を現代日本のいわゆるオタク系文化から考察する。 ...続きを見る

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2009/05/01 00:00
『精神科医がものを書くとき』 中井久夫
精神科医である著者によるエッセイ集。 ...続きを見る

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2009/04/30 00:00
『ビセートルの環』 ジョルジュ・シムノン
死という危難に直面して、自身の人生を再点検することになる初老の男の物語。 ...続きを見る

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2009/04/28 00:00
『多読術』 松岡正剛
無類の読書家である松岡氏による読書の方法論をインタビュー形式で紹介する。 ...続きを見る

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2009/04/24 00:00
『デス博士の島その他の物語』 ジーン・ウルフ
物語の力というものがもしあるのなら、それを信じる気持にさせてくれる秀逸な中・短編が5編。 ...続きを見る

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2009/04/22 00:00
『年をとったワニの話』 レオポルド・ショヴォー
「ショヴォー氏とルノー君のお話集」の1巻。 ...続きを見る

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2009/04/20 00:00
『花模様が怖い』 片岡義男 
「謎と銃弾の短篇」集。 ...続きを見る

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2009/04/18 00:00
『シベリア抑留とは何だったのか』 畑谷史代
石原吉郎を軸に、シベリア抑留者たちの戦後を追う。 ...続きを見る

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2009/04/16 00:00
『モロー博士の島』 H・G・ウェルズ
SFの始祖ウェルズによる、人造生命が主題の物語。 ...続きを見る

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2009/04/14 00:00
『瓶詰の地獄』 夢野久作
収録された7編の短編のどれにも、人間の心の奥の暗い場所にゆっくりと降りてゆく怖さがある。 ...続きを見る

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2009/04/12 00:00
『夢みる宝石』 シオドア・スタージョン
幻想的な愛の物語。 ...続きを見る

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2009/04/10 00:00
『クラッシュ』 J・G・バラード
テクノロジーに調律された性と死の悪夢的世界。 ...続きを見る

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2009/04/06 00:00
『ストーカー』 A&B・ストルガツキー
ストーカーとは密猟者のこと。 ...続きを見る

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2009/04/03 00:00
『小説・秒速5センチメートル』 新海誠
新海監督による同名のアニメーション映画の、監督本人による小説化。 ...続きを見る

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2009/04/02 00:00
『ジーザス・サン』 デニス・ジョンソン
ぶっきらぼうな語りが魅力の短編集。 ...続きを見る

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2009/03/31 01:40
『フランケンシュタイン』 メアリ・シェリー
恐ろしく、いずれ哀切な物語。 ...続きを見る

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2009/03/29 00:00
『シングル・セル』 増田みず子
孤独な男女の奇妙な愛のかたち。 ...続きを見る

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2009/03/28 00:00
『女と人形』 ピエール・ルイス
恋の虜は堕ちていく。どこまでも。 ...続きを見る

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2009/03/22 00:00
『タイタンの妖女』 カート・ヴォネガット・ジュニア
悲劇的喜劇。または喜劇的悲劇。 ...続きを見る

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2009/03/20 00:00
『蛍・納屋を焼く・その他の短編』 村上春樹
ぜんぶで7編の短編を収録。 ...続きを見る

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2009/03/16 00:00
『白夜』 ドストエフスキー
巨きな作家の手になる小さな物語。 ...続きを見る

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2009/03/14 00:00
『おぱらばん』 堀江敏幸
肝心なのは文章、それだけなのだと教えてくれる。 ...続きを見る

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2009/03/12 00:00
『氷』 アンナ・カヴァン
静謐と虚無に彩られた、恐ろしくも美しい終末のヴィジョン。 ...続きを見る

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2009/03/07 00:00
『告別』 福永武彦
福永武彦の特徴。紋切型のロマンチシズムとセンチメンタリズム。 だがそれがいい。 ...続きを見る

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2009/03/03 00:00
『アブサロム、アブサロム!』 フォークナー
ウィスタリアの咲き匂う夏に。 ...続きを見る

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2009/02/27 00:00
『乞食王子』 吉田健一
マーク・トウェインの小説から想を得たタイトルのエッセイ。 吉田健一の文章は、それがエッセイであれ小説であれ評論であれ、読む者を贅沢な気持にさせてくれる。 ...続きを見る

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2009/02/24 00:00
『着倒れ方丈記』 都築響一
特定のブランドの服をいっぱいに溜め込んだ「着倒れ人」85人を写した写真集。 ...続きを見る

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2009/02/22 00:00
『少女病』 田山花袋
どこに私らの恋人があるのだらう。 ばうばうとした野原に立つて口笛を吹いてみても もう永遠に空想の娘らは来やしない。 ...続きを見る

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2009/02/17 00:00
『倫理21』 柄谷行人
カントに依拠してこれからの倫理のありかたを探求する。 ...続きを見る

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2009/02/14 00:00
『独学の精神』 前田英樹
今まで生きてきてわかったのは、真に自分の身になるのは実地で学んだ経験だけだということだ。 ...続きを見る

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2009/02/12 00:00
『夕べの雲』 庄野潤三
いまという瞬間が過ぎ去ればもうそれは二度と帰らない。 ...続きを見る

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2009/02/10 00:00
『考える人』 坪内祐三
16人の作家、評論家の著作をひもとき、彼らの考えかたを読みとく評論集。 ...続きを見る

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2009/02/06 00:00
『業苦 崖の下』 嘉村磯多
赤裸々に、ときに露悪的に己を語ることを悪趣味と片付けてもよいのかどうか。 ...続きを見る

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2009/02/04 00:00
『銀河鉄道の夜』 宮沢賢治(作) 田原田鶴子(絵)
いつになるか、十年ともに暮らした犬が死んだ夜にも『銀河鉄道の夜』を読んでいた。 ...続きを見る

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2009/02/02 00:00
『ひろしま』 石内都
その日、その都市は哭いた。 ...続きを見る

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2009/01/31 00:00
『記憶/物語』 岡真理
それが語りえないことであるのなら、聞く人は耳をそばだてねばならない。 ...続きを見る

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2009/01/29 00:00
『心は孤独な狩人』 マッカラーズ
グレン・グールドのバッハのような。 ...続きを見る

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2009/01/26 00:00
『ウンディーネ』 M・フーケー
甘き死よ、来たれ。 ...続きを見る

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2009/01/17 00:00
『特性のない男』 ムージル
ジョイスの『ユリシーズ』、プルーストの『失われた時を求めて』と並んで20世紀を代表する未完の長編小説。『ムージル著作集』(全9巻)のうちの6巻。 ...続きを見る

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2009/01/15 00:00
『愛する人を所有するということ』 浅見克彦
恋する者に常にみられる考え方。あの人には、わたしの必要とするものを与える義務がある。 ...続きを見る

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2009/01/15 00:00
『モードの迷宮』 鷲田清一
衣服の遊びはもはや存在の賭け、悲劇の世界の苦悩に満ちた問いではなくなっている。遊びは単なる記号を集めた鍵盤となっており、本当は決して変わることのない一人物がただその日一日の楽しみのために一記号を選び出すのだ。それは、自分を多数化してみることができるほど裕福で、決して自己喪失する恐れがないほどに安定した人物のための、最後のぜいたくである。ご覧のようにモードは、人間の意識にとってもっとも重大な主題(《私は誰か?》)と「遊んで」いるのだ。 ...続きを見る

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2009/01/08 00:00
『なんじ自身のために泣け』 関岡英之
20年の歳月をまたぎ、非欧米文化圏の国々を旅してきたもとエリート銀行マンの見たものは。 ...続きを見る

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2009/01/01 00:00
『海に落とした名前』 多和田葉子
表題作のほか三篇の短篇を収録。 ...続きを見る

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2008/12/27 00:00
『ちぐはぐな身体』 鷲田清一
平易な言葉で服飾と身体の関係を哲学的に考察する。それは「じぶんとは何か」を問うことにつながるだろう。 ...続きを見る

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2008/12/19 00:00
『テロルの決算』 沢木耕太郎
昭和35年10月に日比谷公会堂で起きた、社会党委員長浅沼稲次郎暗殺事件に迫ったノンフィクション。 ...続きを見る

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2008/12/18 00:00
『わたくし率 イン 歯ー、または世界』 川上未映子
タイトルから推察されるとおりにけったいな小説。表題作ともうひとつ、短篇を収録。 ...続きを見る

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2008/12/13 00:00
『暗い旅』 倉橋由美子
「あなた」の二人称で書かれ、断片によって成っている実験的要素の濃い長編小説。 ...続きを見る

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2008/12/11 00:00
『庭の桜、隣の犬』 角田光代
夫婦となった30代の男女の日常を描く。 ...続きを見る

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2008/12/09 00:00
『スクールアタック・シンドローム』 舞城王太郎
表題作のほか、「我が家のトトロ」と「ソマリア、サッチ・ア・スウィートハート」の三篇を収録。 独特のリズムある文体が心地よい。 ...続きを見る

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2008/12/07 00:00
『小悪魔』 フョードル・ソログープ
19世紀末から20世紀初頭のロシア文学の一潮流だった(前期)象徴派を代表する詩人ソログープによる小説。 ...続きを見る

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2008/12/05 00:00
『片恋・ファウスト』 ツルゲーネフ
トゥルゲーネフ中期の円熟を示す二篇を収める。 ...続きを見る

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2008/11/25 00:00
『愛がなくても喰ってゆけます。』 よしながふみ
おいしいお店での食事をめぐる短編集。主人公の漫画家Yなが氏が知人、友人と都内の飲食店でご馳走を満喫する、それだけのお話。各話は非常に短いがどれにも旨いものを食うことの喜びが溢れていて、読んでいてうれしくなるとともに無性に外食がしたくなる。 ...続きを見る

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2008/11/23 00:00
『セールスマンの死』 アーサー・ミラー
テネシー・ウィリアムズと同時期にアメリカ演劇界で活躍したミラーの代表作。 読んでいてこんなにもこころが痛くなる物語もそうそうない。 ...続きを見る

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2008/10/24 00:00
『ガラスの動物園』 テネシー・ウィリアムズ
セント・ルイスの裏町を舞台に、現実から逃避した母とその子どもらが演じる悲劇。 ...続きを見る

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2008/09/28 00:00
『リア王』 シェイクスピア
量れないものを量ろうと試みる愚行が悲劇を招来する。 ...続きを見る

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2008/09/20 00:00
『桜の園』 チェーホフ
チェーホフ最後の戯曲。四幕の喜劇。 ...続きを見る

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2008/09/13 00:00
『海に住む少女』 シュペルヴィエル
静寂と孤独と死の筆で描かれた水彩画のような短篇集。 ...続きを見る

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2008/09/06 00:00
『金沢 酒宴』 吉田健一
摩訶不思議な小説が二篇。 ...続きを見る

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2008/08/30 00:00
『風と木の歌』 安房直子
淋しく感ずるが故に我あり 淋しみは存在の根本 淋しみは美の本願なり 美は永遠の象徴 ...続きを見る

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2008/08/23 00:00
『ハローサマー、グッドバイ』 マイクル・コーニイ
英国の作家コーニイが1975年に発表した青春恋愛SFの傑作。 ...続きを見る

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2008/08/16 00:00
『響きと怒り』 フォークナー
20世紀のアメリカ文学を代表する作家による、暑苦しくて鬱陶しい、ある家族の愛憎と没落の物語。 ...続きを見る

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2008/08/08 00:00
『バーデン・バーデンの夏』 レオニード・ツィプキン
ソ連の医師ツィプキンが残した、ドストエフスキーをめぐる不思議な小説。 ...続きを見る

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2008/08/02 00:00
『未成年』 ドストエフスキー
米川正夫訳の岩波文庫に続いて、工藤精一郎訳の新潮文庫が復刊した。文字が大きくなり、佐藤優氏による毒にも薬にもならぬ解説がついて。 ...続きを見る

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2008/07/26 00:00
『鹿と少年』 ローリングズ
骨の髄まで打ちのめされた。紛れもない傑作。 ...続きを見る

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2008/07/05 00:00
『白の闇』 ジョゼ・サラマーゴ
圧倒的想像力を駆使して描かれる壮大なスケールの寓話。 ...続きを見る

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2008/06/14 00:00
『消え去ったアルベルチーヌ』 プルースト
フランスの作家プルーストによる未完の長編小説『失われた時を求めて』はぜんぶで七篇から構成されている。 ...続きを見る

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2008/06/10 00:00
『コレラの時代の愛』 G・ガルシア=マルケス
76歳の男は待ち続けていた。初恋の女が自分を愛してくれるときが訪れるのを。51年9ヶ月と4日にわたって。 ...続きを見る

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2008/06/07 00:00
『夜の来訪者』 プリーストリー
サスペンスフルな展開に息つく暇もない。イギリスの劇作家プリーストリーによる三幕の戯曲。 ...続きを見る

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2008/05/24 00:00
『彩雪に舞う…』 楠勝平
一読して驚嘆した。とんでもない才能があったものだ。 ...続きを見る

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2008/05/20 00:00
『夜の果てへの旅』 セリーヌ
黒く塗りたくること。自分をも黒く塗りたくること。 ...続きを見る

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2008/05/17 00:00
『楽園への疾走』 J・G・バラード
美しくも倒錯した破滅的な世界が展開される。 ...続きを見る

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2008/05/13 00:00
『偏愛文学館』 倉橋由美子
倉橋由美子氏が偏愛する小説39冊を取りあげて自由に闊達にその魅力について述べた一冊。偏愛の範囲は広く、漱石や鴎外のようないわゆる文豪の文学作品から、宮部みゆきやパトリシア・ハイスミスのようないわゆる娯楽小説まで及ぶ。 ...続きを見る

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2008/04/26 00:00
『川の光』 松浦寿輝
読んでいて感じた。たしかに感じた。小さな鼓動を。 ...続きを見る

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2008/04/22 00:00
『愛すべき娘たち』 よしながふみ
すべての娘たちは読むべし。 ...続きを見る

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2008/04/08 00:00
『結婚の条件』 小倉千加子
少子高齢化社会といわれて久しい。ヨーロッパと違い婚外子の率が非常に低い日本においては少子化とはすなわち未婚者の増加を示す(日本は「できちゃった婚」という変った結婚制度のある国で、著者はこのシステムから、日本は「結婚の中でしか子どもを生んではいけない」という強迫観念のきわめて強い国だと述べている)。つまり少子化問題の背後には未婚の男女の問題があるわけで、彼らはなぜ結婚しないのか、を主として女性の側の視点から分析する。 ...続きを見る

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2008/04/05 00:00
『合コンの社会学』 北村文 阿部真大
わたしの理想の女性の一人に絵本作家(という肩書きでいいのか)の佐野洋子さんがいる。佐野さんが以前に読売新聞の「本よみうり堂」に寄稿した文章のなかに、「(本を読んでいて)下らない本にぶちあたると、どこまで下らないか調べるために最後まで読んだ。読みながら毒づくのが好きだった」という箇所があり、それまで恥ずかしながら『100万回生きたねこ』の存在を知らなかったのだが、先に引用したくだりを読んですっかり魅せられ、どんな人なのだろうと興味をもち、すぐさま本屋へ行ってちくま文庫の『私はそうは思わない』を買い... ...続きを見る

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2008/04/01 00:00
『シャネル―最強ブランドの秘密』 山田登世子
たとえば友人の結婚式に出席するために、普段着るのとは違う、洒落たデザインのスーツを着ると気持がよくなる。カッコいいモノであるそれを着ている自分を意識すると同時に、他人に見られることも意識して悦に入るのだ(もちろん実際には他人はわたしなど見ていないのだろうけれど、自意識過剰な人間にとっては実際に見られているかどうかも、「見られている」と思い込むことも、たぶん大差ない。だって最初から自己完結しちゃっているわけだから)。 そう、お洒落も生きる楽しみのひとつだ。 ...続きを見る

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2008/03/29 00:00
『「痴呆老人」は何を見ているか』 大井玄
タイトルから老人福祉または介護医療の問題を論じたものと思ったら、それだけにとどまらない。医師である著者が若き日に接した「ぼけ老人」たちとの出会いからまずはその問題にふれるが、そこからさらに論を展開して「私とは何か」という哲学的な考察にまでいたる。その過程は実にスリリングで、読んでいてただただ感嘆した。 ...続きを見る

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2008/03/25 00:00
『クリスマス・キャロル』 ディケンズ
一人の我利我利亡者が精霊の導きによって改心する。 ...続きを見る

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2008/03/22 00:00
『孤独のグルメ』 (原作)久住昌之 (作画)谷口ジロー
吉田健一の『旨いものはうまい』同様、食うことは幸福に繋がっているのだということをしみじみと教えてくれる一冊。 ...続きを見る

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2008/03/18 00:00
『鳩の翼』 ヘンリー・ジェイムズ
愛する女と結ばれるために男にはどうしても金が要った。彼女は裕福な生活を望んだから。だから彼女は彼に教唆した。鳩のようなあの女に近づけばいい、と。鳩のようなその女は莫大な財産を所有していながら死の病に冒され余命いくばくもない。彼女に恋の罠を仕掛け、その財産を掠め取ればいい――美しい彼女はそう彼に囁いた。 ...続きを見る

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2008/03/15 00:00
『旨いものはうまい』 吉田健一
『旨いものはうまい』とは人を食ったタイトルだ。 ...続きを見る

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2008/03/11 00:00
『「待つ」ということ』 鷲田清一
「待つ」といういとなみの諸相を19の章に分けて哲学的に述べていく。携帯電話や移動手段の発達やコンビニなどの登場によって生活の速度は増すばかりで、「待つ」機会はどんどん減っている。メールを受信してもろくに返事をしない人間にはにわかに信じがたい話で本当とは思えないのだが、若い人たちの間では受信したメールに即返事をしないと相手に不快がられるのだとか。そんなにすぐ返事が欲しければまどろっこしいメールなんぞせずに直接電話をすればいいのに。 ...続きを見る

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2008/03/08 00:00
『存在の耐えられない軽さ』 ミラン・クンデラ
愛読する一冊。 ...続きを見る

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2008/02/26 00:00
『肉体の悪魔』 ラディゲ
恋愛心理小説といえばフランス文学だろう。『アドルフ』や『赤と黒』や『失われた時を求めて』や『選ばれた女』など枚挙に暇がない。どれも克明に恋愛における主体の欲望と心理を描出しており身につまされる。 ...続きを見る

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2008/02/23 00:00
『黒猫/モルグ街の殺人』 ポー
いまさらポーでもなかろうと思いつつ読み始める。 ...続きを見る

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2008/02/19 00:00
『鼻/外套/査察官』 ゴーゴリ
ゴーゴリが描き出すのは奇怪な幻想の世界。本書は有名な「鼻」「外套」の二短編と、代表的戯曲「査察官」の三作品を収録。この新訳ではゴーゴリが落語調に、いわば二重に翻訳されている。違和感はまったくなく、むしろ以前に読んだ岩波文庫の平井肇氏による翻訳よりはるかに作品世界に親しめた。巻末の、訳者による解説も充実している。 ...続きを見る

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2008/02/16 00:00
『ドストエフスキー 謎とちから』 亀山郁夫
かつて十代の終りから二十代のはじめにかけてドストエフスキーに夢中になり、やがて離れ、そのままになっていたところに亀山郁夫というハンサムなロシア文学者が現われ、三十代で再びドストエフスキーを読むことに戻れたのだから自分は本当に幸運な人間だ。 ...続きを見る

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2008/02/12 00:00
『車輪の下で』 ヘッセ
『車輪の下で』は一人の少年の挫折を描いた小説だ。主人公のハンス・ギーベンラートは、シュヴァルツヴァルト地方の小さな田舎町がはじめて生んだ才能に恵まれた子どもだった。当時、シュヴァーベンの裕福でない家庭の子どもに唯一開かれていた出世の道は、難関の州試験に合格して給費生として神学校に入り、そのあとテュービンゲン大学で学んで牧師か教師になる、というものだったそうで、ハンスもこれを目指すことになる。 ...続きを見る

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2008/02/09 00:00
『僕の小規模な失敗』 福満しげゆき
すべての内向青年は読むべし。 ...続きを見る

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2008/02/05 00:00
『モテたい理由』 赤坂真理
女が望んでいるのは他の女よりも好かれたいということにすぎません。 ...続きを見る

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2008/01/29 00:00
『恥辱』 J・M・クッツェー
これは恩寵の物語である。 ...続きを見る

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2008/01/26 00:00
『美人論』 井上章一
いわゆる美人について明治期から戦後にかけ、いかなる言説がなされてきたか、その変遷の歴史を追う一冊。はじめて知る話題が多く、時間を忘れて読み耽った。 ...続きを見る

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2008/01/22 00:00
『アシュラ』 ジョージ秋山
昭和十年代、この東海の寺の住職だった高僧が、支那事変の慰問に出かけた。彼は説教会場に集められた兵士に、愛国的な演説も、国民の心得も述べなかった。 彼は、「人というのは、ほっといても何れ死ぬものだ。だからいくら殺しても罪になんかなりはしない。いくらでも殺しなさい」と語った。 すると、緊張していた兵士たちの間から穏やかな笑い声と、嘆声が漏れたという。 この言葉は多くの読者を憤激させるだろう。だが私は、恐ろしく思いながらも、納得する。 彼は、兵士の罪悪感を除いてやろうとしたのではないし、救済し... ...続きを見る

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2008/01/18 00:00
『火星年代記』 レイ・ブラッドベリ
そう、精神はつねに変化しているのだ。 このブラッドベリはもう一年以上も前から本棚にあり、二度ほど読み始めてはみたものの、二度とも途中で飽きがきて放り出していた。それを一年近くぶりにこのたび読み始めて、すらすらと読んでしまうのみならず非常な感興を覚えたことにささやかな幸福を感じている。 ...続きを見る

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2008/01/12 00:00
『放送禁止歌』 森達也
「放送禁止歌(正しくは要注意歌謡曲)」と呼ばれる歌があるという。歌詞に差別用語や性表現などが用いられている場合、歌の意味いかんを問わず問題があるとして規制の対象となり、ラジオやテレビ等で流せない歌のことだ。岡林信康の『手紙』や赤い鳥の『竹田の子守唄』、また北島三郎さんのデビュー曲『ブンガチャ節』やザ・フォーク・クルセダーズの『イムジン河』などが規制の対象となったという。 テレビディレクターの著者はこの「放送禁止歌」を規制する権力機構を追う、という趣旨のドキュメンタリー番組を企画する。本書はその... ...続きを見る

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2008/01/06 00:00
『『カラマーゾフの兄弟』続編を空想する』 亀山郁夫
新訳『カラマーゾフの兄弟』の訳者が書かれなかった『カラマーゾフの兄弟』の続編を空想する。『カラマーゾフの兄弟』はその冒頭に「著者より」と題されたけったいな序文があり、このなかでドストエフスキーは小説の主人公は三男アリョーシャであること、小説はこの人物の伝記であることについてふれたのち、こう書いている。 「伝記はひとつなのに小説がふたつある」。そして「肝心なのはふたつ目のほう」とも。『カラマーゾフの兄弟』はアリョーシャ物語というべき小説のいわば「前編」に過ぎない。この小説には、13年後の世界を描... ...続きを見る

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2007/12/30 01:58
『勝手に生きろ!』 チャールズ・ブコウスキー
第二次世界大戦のさなか、1940年代のアメリカ。移民の子であるヘンリー・チナスキーの職業遍歴を通じて当時のアメリカのブルーカラーの労働現場の現実と生きることの悲哀を、ユーモラスにまたぶっきらぼうに、ありきたりの言葉で描く。 ...続きを見る

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2007/12/27 00:00
『<かなしみ>と日本人』 竹内整一
前回の記事で「かなしみ」ということに少しふれた。山田太一さんは「かなしみ」を、無力感を鍵に定義していた。本書でもそれと同じことが述べられている。 ...続きを見る

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2007/12/23 00:00
『生きるかなしみ』 山田太一(編)
タイトルの「生きるかなしみ」とは、どのような感覚をさすのか。本書の編者である山田太一さんの文章から引用する。 ...続きを見る

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2007/12/20 00:00
『ソラリスの陽のもとに』 スタニスワフ・レム
ポーランドの作家レムによる、地球人と異性人との接触を扱った小説。この異性人は、赤い月と青い月が交互に照らす惑星ソラリスをすっぽりと覆う海のすがたをしている。人類はこの異性人を発見してから、長い年月をかけて接触を試みてきた。しかしソラリスは反応しない。異性人との交流を求めて遥か宇宙にまで飛び出した人類だったが、宇宙は人類の想像を越える不可解さに満ちていた。 ...続きを見る

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2007/12/16 00:00
『きょうの私は、どうかしている』 越智月子
ミシェル・ウエルベックの『素粒子』に登場人物のもう若くない女性がこんなことを述べる場面がたしかあった。「男の孤独は耐えるのはたやすい。安酒をあおって酔っ払って寝て、朝になったら起きて仕事に行けばいい。女の孤独はもっとつらい。女は男よりも長生きする。容姿の衰えにも苦しむ」とかなんとか。引用のとおりだと男の孤独も決して楽に耐えられるものではないと思うけれど、容姿の衰えに苦しめられるという点でははるかに女性のほうが苦痛の度は強いだろう。 ...続きを見る

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2007/12/13 00:00
『ムーン・パレス』 ポール・オースター
『孤独の発明』に続いて読むのは二冊目になるオースター。『孤独の発明』がすぐれて批評的な難解な作品だったのに対して、こちらは読んで楽しめる直球勝負の物語となっている。「それは人類がはじめて月を歩いた夏だった」とはじまる冒頭からもう虜になった。 ...続きを見る

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2007/12/09 00:00
『出版業界最底辺日記』 塩山芳明
副題「エロ漫画編集者『嫌われ者の記』」。著者は「三流エロ漫画雑誌」の下請け(編集プロダクション)の編集者。業界では有名人らしい。この方の1990年から2005年までの日記をまとめたもので雑誌の編集作業や漫画家たちとの交流が主な内容となっている。出版業界にもエロ漫画にもうといので、校正がどうとか下刷りがどうとかいうくだりはなんとなくしかわからなかったのだけれど、そんな読者でもとにかく楽しく読めた理由がふたつある。ひとつは機関銃のごとく乱射される罵詈雑言のおかしさ(解説で福田和也さんは著者を「日本の... ...続きを見る

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2007/11/25 00:00
『物語の役割』 小川洋子
人生そのものが虚構なのだ――ぼくたちはみな、自分の才能と性質に応じて人生を理解し、それぞれのやり方で叙述しているのだ。 ...続きを見る

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2007/11/11 00:00
『ルポ 最底辺』 生田武志
「究極の貧困」である野宿者たちの生活の実態を知る。駅周辺や公園で見かけるホームレスを見る目が変わりそうだ。 ...続きを見る

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2007/11/06 00:00
『昔の恋人』 藤堂志津子
この著者の小説ははじめて読んだのだが、wikipediaには凄い書かれかたをされている。 恋愛の中の性欲、孤独、見栄、打算などを冷徹に描き出すのが藤堂の作風で、特に1998年の『夜のかけら』以降、新境地を見せ、『昔の恋人』で高い達成に至った。またそれ以後は、三十代後半、四十代の女の恋愛とセックスを描いて、余人の追随を許さない。 ...続きを見る

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2007/11/04 00:00
『死をポケットに入れて』 チャールズ・ブコウスキー
なぜ急に死に惹かれはじめたのか、考えると『パルプ』を読んだのがきっかけだったのかもしれない。その『パルプ』の著者が晩年に綴った日記が本書。いや、訳者も巻末で述べているとおり日記というよりはエッセイと呼んだほうが適切に思える。 ...続きを見る

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2007/10/31 00:00
『イワン・イリイチの死/クロイツェル・ソナタ』 トルストイ
「死」が主題の小説として「イワン・イリイチの死」を外すわけにはいかない。 ...続きを見る

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2007/10/24 00:00
『死ぬ瞬間』 エリザベス・キューブラー・ロス
本書は1969年に出版されて以来、現在にいたるまで全世界で広く読みつがれている、ターミナルケア(末期医療)の「聖書」。著者はチューリッヒ生まれの精神科医。臨死患者のケアと死についての理解を深めるための目的でセミナーを主催していたのがこの本を書くきっかけになったと冒頭で述べている。 ...続きを見る

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2007/10/21 00:00
『わが町』 ソーントン・ワイルダー
ワイルダーの名作戯曲。プロ・アマを合わせてアメリカでもっとも上演回数の多い戯曲らしい。 20世紀初頭、ニューハンプシャー州の小さな町グローヴァーズ・コーナーズで暮らす人々の何の変哲もない日常が、時の流れのなかで淡々と展開する。 ...続きを見る

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2007/10/11 00:00
『わすれられないおくりもの』 スーザン・バーレイ
アランの『幸福論』に、「死者を悼むというのは美しい風習だ」といったようなことがたしか書かれていたかと思う。それに異論はないがわたしならこうもいいたい。(悲しみという感情は尊いものだが)死者について、生き残った者たちが笑顔で愉快な思い出、明るい思い出を語れたとしたらそれもまた美しいものだろう、と。わたしはわたしが死んだとき家族や友人に泣かれるよりも、彼らに笑ってほしいと思っている。陽気な思い出話に花を咲かせてほしい。 本書は、先日読んだ『小児病棟の四季』でふれられていた絵本。愛する人を失った者た... ...続きを見る

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2007/10/08 00:00
『小児病棟の四季』 細谷亮太
小児がんの治療を専門とする小児科医によるエッセイ集。白血病や小児がんの治療の過程で、完治することなく旅立っていった多くの子どもたちについて、優しい人柄を感じさせる平明で丁寧な文体で綴る。 ...続きを見る

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2007/10/05 00:00
『思い出トランプ』 向田邦子
向田邦子さんてこんなに怖い小説を書くのかと意外だった。トランプと名のついたタイトルのとおり、ぜんぶで13の短編が収められている。そのどれもが日常を舞台としている。特殊な設定の物語はこれといってなく、普通の人間の悪意や残酷さがさらりとスマートに書かれている。そこが怖いのだ。 ...続きを見る

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2007/09/30 00:00
『パルプ』 チャールズ・ブコウスキー
まあとんでもない小説だ。ストーリーは破綻している。しかしおもしろい。ダントツにおもしろい。 ...続きを見る

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2007/09/25 00:00
『隣の家の少女』 ジャック・ケッチャム
残酷な内容の小説。こういうのも読む。たまにだけれど。 ...続きを見る

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2007/09/21 00:00
『セックスエリート』 酒井あゆみ
本書は五人のナンバーワン風俗嬢たちへのインタビューをまとめたノンフイクション。人気(=売上げ)ナンバーワン風俗嬢になるにはサービスを向上させ客からの指名率を上げねばならない。必ずしも容姿の美しい女性がなれるとは限らないらしい。では、ただの風俗嬢とナンバーワン風俗嬢とはどこが違うのか。もと風俗嬢の著者はその謎の答えを求めて取材を続ける。それは、かつて指名がとれず苦しんだ過去、指名が取れるようになったあとでは勘違いをして傲慢になった過去をもつ彼女の「自分探しの旅」にもなった。 ...続きを見る

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2007/09/19 03:19
『変身/掟の前で 他2編』 カフカ
ブログをはじめて一年以上が経過したのに、まだカフカに関する記事はひとつもなかったのか、と自分で驚いている。カフカはわりと熱心に読んだ数少ない作家の一人。といってもさすがに手紙や日記の収められた新潮社版全集までは読んでおらず(言い訳めくがブロート版が底本のこの全集を読む気にはあまりなれない)、白水社から出た池内紀訳『カフカ小説全集』の全6巻をくまなく読んだだけなのだが。この白水社版の底本の批判版全集が最新のカフカ全集だと思っていたら、本国ではさらに新しい史的批判版全集というのが出ていたという。これ... ...続きを見る

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2007/09/16 02:16
『脳が冴える15の習慣』 築山節
さいきん集中力の低下や、些細なことの度忘れがちょっと(本当にちょっとだけですが)気になっていたので手にとった。加えて、いまぽつぽつ脳に関した本を読んでもいる。脳について知るのは本当におもしろいので。 ...続きを見る

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2007/09/13 03:02
『贖罪』 イアン・マキューアン
ロレンス・ダレルが書いたように、人生は虚構なのだ。現実世界はリアルで小説世界はアンリアルだという捉え方はあまりに純朴に過ぎる。そしてその境界は曖昧だ。わたしはどうして現実/非現実などという言葉でもって両方の領域を線引きできるなどと安易に考えることができたのだろう。『アレクサンドリア四重奏』を読んだあとでは、われながら不思議でならない。小説という「お話」がアンリアルだというなら、現実という「お話」もそうだといえるのではないか。わたしはどうやら小説/現実というものの捉え方を誤っていたらしい。... ...続きを見る

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2007/09/06 21:34
『石原吉郎詩文集』 石原吉郎
石原吉郎の詩、エッセイ、日記からの抜粋を収録。 冒頭の「詩の定義」を読んだだけでもう魅了された。詩は書くまいとする衝動であり、詩における言葉は沈黙を語るためのことば、「沈黙するための」ことばであるという<沈黙の詩学>とは面白い。詩人は述べる。「失語の一歩手前でふみとどまろうとする意志が、詩の全体をささえるのである」と。 この詩学がどう関係しているのかまではわたしにはわからないけれども、こんな詩に出くわしたら寂しさが極まって悲鳴が出そうになった。 夜がやってくる ...続きを見る

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2007/08/30 12:07
『アレクサンドリア四重奏』 ロレンス・ダレル
本を閉じたとき、(語り手ダーリーの目を通して描かれた)アレクサンドリアの街が親しげにわたしを小突いたような気がした。噂に違わぬ傑作と思う。禁煙して二月になるが最後の文章を読み終えたときには鳥肌が立ち、興奮を鎮めようと禁を破って一本だけ吸ってしまった。 ...続きを見る

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2007/08/26 19:50
『わたしを離さないで』 カズオ・イシグロ
どうしてこんなに入念に登場人物たちのこころの動きを追うのか。心理描写にこだわるのか。親衛隊ごっこのような、ありきたりの、誰でも似たような経験のある、普通の出来事についてページを割くのか、はじめのうちはわからなかった。まだるっこしくも感じた。それが、最後まで読んで理由がわかった。これも「証拠」のひとつだったのか。 ...続きを見る

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2007/08/20 20:35
『永遠平和のために/啓蒙とは何か 他3編』 カント
「古典新訳文庫を読む」と言った矢先に、来月の同文庫が刊行一周年記念で五点刊行すると知る。煽るなあ。丘沢訳カフカや野崎訳『赤と黒』なんて、よだれが出そうになってしまった。 ...続きを見る

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2007/08/16 15:09
『21世紀 ドストエフスキーがやってくる』 大江健三郎ほか
ドストエフスキーほど、いつの時代にも今日的な意義をもって読まれている19世紀の小説家はほかにいないのではないか。常に新しく、常に驚きをもって読まれている。そういう意味では現代作家と呼べるかもしれない。本書のなかでソローキンは「ドストエフスキーは死んでいましたっけ?」とインタビュアーに答えているが、たしかにドストエフスキーは死んでいないし、また殺せそうにもない。 本書は著名な作家や研究者たちによるドストエフスキー読本。対談や評論、エッセイを収録している。 図書館で見かけてぱらぱらめ... ...続きを見る

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2007/08/15 06:36
『地下室の手記』 ドストエフスキー
加賀乙彦さんによると、ロシアの地下室というのは道路の内側の窪みにある半地下であるらしい。道路を通る人や車が高い所に見上げられるという。 この小説は、元官吏の中年男(独身)による手記の形をとっている。地下室とは彼の住むアパートのことであり、また自意識のことでもあるようだ。この主人公は役所に勤めていたが、わずかばかりの遺産が手に入ったので仕事をやめてそれで暮らしている。といっても暮らしていくのがやっとの額なので、遊びや贅沢に耽るわけにはいかない。そんな生活に飽きがきたのか、この主人公は手記... ...続きを見る

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2007/08/11 07:58
『アンナ・カレーニナ』 トルストイ
『アンナ・カレーニナ』はアンナだけの物語ではなかった。 この家庭小説では大きく分けて二つの物語が交互に語られる。俗物な夫カレーニンにうんざりして、青年将校ヴロンスキーと激しい恋に落ちる人妻アンナの物語と、穏やかな結婚生活を送るリョービンとキチイの物語と。アンナ・カレーニナは女の名だが、『アンナ・カレーニナ』はこの女の物語とは安直にいえない。 ...続きを見る

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2007/08/10 08:33
『戦争で死ぬ、ということ』 島本慈子
ここ数年、毎年八月には、一冊でいいから、必ず戦争に関連した本を読むようにしている。わたしは忘れっぽい人間だから、そうしないとあんなにも怖ろしい過去を忘れてしまうのではないかと不安になるのだ。本書は戦後生まれの著者が、同じく戦後生まれの、戦争を知らない人々のために書いた本。大量殺人という実態面から戦争をリアルに考えることを促す。 ...続きを見る

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2007/08/04 01:11
『ゴリオ爺さん』 バルザック
『人間喜劇』の代表的な作品のひとつ。じつはバルザックをはじめて読んだ。 ...続きを見る

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2007/07/28 07:32
『日の名残り』 カズオ・イシグロ
「好みもあると思いますが、「日の名残り」epiさんはきっと好きなんじゃないかなと(勝手に)思ってます、実は。」 とは「りつこの読書メモ」のりつこさんのお言葉。りつこさんがおっしゃるのだからたぶんその通りなのだろうと思って読み始めたらやっぱりそうだったので二重の意味で嬉しかった。りつこさんとは「よい」「よさそう」と感じる部分が似ている気がしている。イシグロははじめて読んだ。 ...続きを見る

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2007/07/26 22:43
『民衆の敵』 イプセン
五幕の悲喜劇。場所はノルウェー南部のある町。温泉が名高く、訪れる観光客たちによって町は潤っていた。しかし医師ストックマンはこの温泉が毒菌によって汚染されていることを発見し、即刻使用を禁止すべきと警告する。彼の意見はジャーナリストやプチブルに熱烈に支持されるが、温泉を改良するのに莫大な金額と二年間の閉鎖が必要とわかると支持者たちは途端にストックマンを疎んじるようになる。名物の温泉が財源の町にとって風評被害は甚大であり、一旦閉鎖してしまったら安全が確保されたのち再開したところで訪れる観光客は... ...続きを見る

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2007/07/25 01:29
『飛ぶ教室』 ケストナー
『エーミールと探偵たち』は素晴らしかったが、こちらはさらによい。ケストナー、好きかもしれない。読んでいて嬉しさのあまり涙が出そうになる。 ...続きを見る

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2007/07/21 21:00
『カラマーゾフの兄弟 5』 ドストエフスキー
そして、「第一の小説」は終りを迎える。多くの謎を残したままで。 本書には『カラマーゾフの兄弟』エピローグと、訳者によるドストエフスキーの伝記、本編の解題を収録。 ...続きを見る

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2007/07/20 00:13
『カラマーゾフの兄弟 4』 ドストエフスキー
いよいよ物語は終盤へ。 父親殺害の容疑で連行されたミーチャの裁判を明日に控えた11月の初め。アリョーシャは瀕死のイリューシャ少年を見舞い、コーリャと親しくなる。そのあと、彼はグルーシェニカ、ミーチャ(刑務所内)、カテリーナ、イワンといった主要な人物のもとを訪問する。 フョードル殺害の知らせを受け、イワンはモスクワからスコトプリゴニエフスク村に戻ってきている。彼とスメルジャコフとの三度の対面。ここで謎めいたフョードル殺害事件の真相が明らかになる。犯人はミーチャではなくてスメルジャコフだった。ス... ...続きを見る

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2007/07/18 22:44
『ロング・グッドバイ』 レイモンド・チャンドラー
チャンドラーの名作。ハードボイルド小説の古典として名高い。「さよならをいうのはわずかのあいだ死ぬことだ」の台詞は知らない人でも知っている。新訳は、旧訳でカットされていた箇所も訳してある、いわば完訳。 ...続きを見る

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2007/07/08 16:44
『1リットルの涙』 木藤亜也
日記を読むことには、他人の生活を覗き見る後ろめたさがつきまとう。 高野悦子『二十歳の原点』、大島みち子『若きいのちの日記』、塩瀬信子『生命ある日に』、『ユキの日記 病める少女の二十年』、そして本書など、わたしはとくに異性である女性の日記を興味をもって読んできた(やらしいと言わないで…)。 ...続きを見る

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2007/06/29 20:58
『父と子』 ツルゲーネフ
トゥルゲーネフはいい小説を書く。あの奇跡のような『初恋』といい、この『父と子』といい。どうしてこんなにも浪漫的で、こんなにも優美なのだろう。読んでいて何度ため息をついたことか。ああ、本当にいい。 ...続きを見る

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2007/06/27 23:46
『オリガ・モリソヴナの反語法』 米原万里
昨年亡くなられた米原万里さんの唯一の小説。自伝的要素を含むらしい。 少女時代、チェコのプラハ・ソビエト学校で学んだ弘世志摩(ひろせしま)はダンサーを志していたが挫折し、いまはロシア語の翻訳で生計を立て、大学生の息子と暮らしている。ソビエト学校にはオリガ・モリソヴナという老女が踊りの教師をしていて、志摩は彼女に憧れてダンサーを志したのだった。反語と罵倒語を駆使して生徒たちを叱責していたオリガ・モリソヴナは天才的なダンサーだったが、謎めいた言動が多かった。 あれから三十数年。ソ連の崩壊から11ヶ... ...続きを見る

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2007/06/25 17:31
『ブラスト公論』 宇多丸 前原猛 高橋芳朗 古川耕 郷原紀幸
本書は雑誌『blast』で2000年から2004年まで連載されていた座談会を単行本化したもので、ライムスターの宇多丸をメインに5人のいわゆる業界人たちが、時事ネタや芸能人の話題、モテ問題やトキメキ研究などについて知的かつユーモラスに語り合う、という内容。素晴らしい笑いのセンスと鋭い指摘に感嘆したり、自分がいかに思考停止しているかに気づいて恥じ入ったり、「よくぞ言ってくれました!」と溜飲を下げたり。この数日間は仕事のあとほぼ毎日サウナへ行き、帰宅してビールを飲みながらこの本を読むという生活パターン... ...続きを見る

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2007/06/23 12:20
『選ばれた女』 アルベール・コーエン
本書は、西欧でプルースト、ジョイスに比肩しうると絶賛された「世紀の傑作」。この長編小説が900ページかけて書いているのは、ユダヤの血を引く国連事務次長(国連のナンバー2)ソラルと、彼が懸想した人妻アリアーヌとの不倫の恋の顛末。つまり恋愛小説なのだけれど、このスケールが凄い。恋愛の生成からその発展、やがてこれが腐敗するまでをほとんど狂的な執拗さで描く。夢のように美しく始まった美男美女の「真実の恋」が、最後には変態的な性愛へと変質していく。 ...続きを見る

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2007/06/19 21:54
『影響力の武器』 ロバート・B・チャルディーニ
なぜ、ひとは高価なものほどいいものだと思ってしまうのか。 なぜ、ひとは行列のできる店に並ぶのか。 なぜ、ひとは「数量限定」や「限定生産」の言葉に弱いのか。 このような疑問に社会心理学の見地から答えてくれる面白い本。わたしたちが日常生活のなかで、どれだけろくに考えもせず、他人/周囲に自動反応して生きているか、それが無害な場合なら何の問題もないが、悪意をもってわたしたちを利用しようとする敵が現れたときにはどれだけ危険かを平易に説く。 ...続きを見る

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2007/06/14 12:25
『ミッドワイフの家』 三木卓
平林たい子の『情熱紀行』が非モテ女子の悲哀を描いた傑作なら、三木卓さんによる本書収録の「炎に追われて」は非モテ男子(というか童貞)の悲惨を描いた傑作でしょう。ただし、これ、とんでもなく陰鬱な短篇です。読むと気が滅入ります。アーノルド・ローベルの翻訳者にこんなグロテスクに性を描いた小説があったとは驚きでした。「キモ小説は嫌い!」という方は今回の記事はスルーしてください。 ...続きを見る

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2007/06/13 00:02
『情熱紀行』 平林たい子
なんだか浪漫的なテレビ番組みたいなタイトルですが、とんでもない。なんたって平林たい子ですから。甘くないです。しょっぱいです。モテない女子の苦悩をこれでもかと書いた凄い小説です。 ...続きを見る

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2007/06/09 18:36
『ヒストリー・オブ・ラヴ』 ニコール・クラウス
かつて、ある一人の少女のために書かれた『愛の歴史』という名の物語が、国境を越え、時代を超え、何人かのひとたちの運命を少しずつ変えながら、半世紀以上を経て小さな奇蹟を起こす。 この小説が好きだというひとをわたしはきっと好きになるだろうし、わたしの好きなひとにもこの小説を好きになってほしい。 ...続きを見る

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2007/06/09 01:36
『グロテスク』 桐野夏生
1997年に渋谷区で起きた東電OL殺人事件をもとに書かれた小説。あくまで創作であって事件と結びつけるのはあまり意味がないと思うし、またそういう背景を無視してもじゅうぶん読ませるすぐれた小説だった。 ...続きを見る

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2007/06/06 21:19
『ブライヅヘッドふたたび』 イーヴリン・ウォー
副題「チャールス・ライダー大尉の信仰と俗世間の両面に亘る思い出」。 プルースト的な回想の手法を用いて、甘美な青春時代と、ある貴族一家の衰退を抒情豊かに描いたウォーの名作がブッキングから復刊。 一人の中年の男が、かつて愛した人たちと過ごした思い出の地ブライヅヘッドを偶然訪れたとき、幸福だった若い日の記憶が彼の内部で突如はばたき、静かに舞い上がる。ある男との友情と、ある女との恋愛。そのどちらも、今は永遠に失われた。 ...続きを見る

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2007/06/03 19:42
『読書の腕前』 岡崎武志
猫のゆりかごさんの[積読日記]で紹介されていたのでさっそく読んでみました。教えていただきありがとうごさいます。 で、感想。 いやあ、とてもよかった。一気読みしてしまった。本が好きなひとは読みながら「そうそう!」とか「わかるわかる!」と思うところが多いのではないだろうか。巻末にはおすすめ本のリストが付いているのでお得感もある。 ...続きを見る

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2007/05/31 21:45
『ドン・キホーテ 後篇』 セルバンテス
読み始めてから丸一月かけて読了。途中で何度か挫けそうになったが、そのたびに、今回挫折したらまたいつ読むか分からないのだからと気合を入れ直し、なんとか最後まで辿りついた。 ...続きを見る

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2007/05/29 21:25
『風土』 福永武彦
福永武彦の処女長編。出版されたのは「塔」のほうが先になるのだが、着手したのはこちらのほうが早いので、これが処女作であると著者が自ら述べている。 この小説の内容については著者はこう語る。 「フランスの伝統的な心理小説の線に沿って、それを『意識の流れ』で裏打ちして書いてみたいという技術的な企図から出発し、日本という特殊の風土に育った芸術家の主題と結びつけました。愛することにしか希望を持てなかった人間の不幸を描いています(以下略)」だそうです。 ...続きを見る

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2007/05/29 15:04
『イン ザ・ミソスープ』 村上龍
たとえば会津若松市で起きた高校生による殺人事件を報道で知ると、自分が生きている世界はなんと不可解で恐ろしい場所なのかと今更ながら気持がふさぐ。先日、『犯罪不安社会 誰もが「不審者」?』(光文社新書)を読み、現代日本の治安悪化は神話に過ぎないという二人の著者の主張を読んで、納得はしつつも違和感が残った。統計を丁寧に見れば凶悪犯罪は近年は減少傾向にある、にも関わらず治安悪化のイメージを多くの人々が抱いているのは一部の凶悪な事件を大々的に報道するメディアの影響であるという意見は頭では理解できても、どう... ...続きを見る

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2007/05/27 22:37
『異人たちとの夏』 山田太一
とてもよかった。感動した。 妻子と別れ、孤独な生活を送る中年シナリオ・ライターが幼い頃に死別した両親そっくりの夫婦と出会うというファンタジックな小説。こういう「死者との再会」ものはそれこそ民話の大昔からあると思うし、小説に限らず映画やテレビドラマでも見かける。その大半はいわゆる「泣ける」ストーリーで、本書もその例に洩れない。といって安易なお涙頂戴ものと違うのは、ホラー的な要素を含んでいる点と、都市生活者の孤独を全編を通して描いている点。現在の孤独が、ノスタルジーの美しさをより際立たせて... ...続きを見る

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2007/05/23 19:57
『半島』 松浦寿輝
松浦寿輝さんの長編。 大学教師の職を辞し、瀬戸内海に向かって南に突き出した小さな半島の先にある島で、「余生」とも「休暇」ともつかぬ宙ぶらりんな日々を送る、ある中年男の物語。 ...続きを見る

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2007/05/20 22:29
『銀色の恋人』 タニス・リー
少女と美青年ロボットの切ないSFラブロマンス。しばらく品切れ状態が続いていたけれど、このたび「ハヤカワ名作セレクション」の一冊として新装版で登場。ふらっと寄った書店で表紙の絵につられてつい買ってしまった。 ...続きを見る

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2007/05/16 21:53
『ドン・キホーテ 前篇』 セルバンテス
この作り話よりも深刻で力強いものは、世界中どこにもない。今のところこれが、人類の思想の最後の、最大の言葉だ。人間の表現し得た最も苦いアイロニーだ。もしも地上の生活が終わって、あの世かどこかで、“どうだ、地上の生活とはどういうものか、分かったか? 地上の生活について結論を下すと、どうなるか?”と尋ねられたならば、人間は黙って『ドン・キホーテ』を差し出してよいだろう。 “これが人生についての私の結論です。そうだからといって私を咎めることができますか?”と…… ...続きを見る

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2007/05/05 00:33
『ウォーターシップ・ダウンのウサギたち』 リチャード・アダムズ
驚いた。とんでもない大傑作に出会ってしまった。この歳になって物語の展開に手に汗握り、読みながら感情移入のあまり「頑張れ」だの「諦めるな」だの思わず語りかけてしまうような本に出会えるとは思ってもみなかった。凄いなあ、『ウォーターシップ・ダウンのウサギたち』。こんなにも面白い小説があったのか。 ...続きを見る

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2007/05/01 00:16
亀山郁夫万歳! 
[cafe MAYAKOVSKY]の下の記事に、どうしようもないくらい感動しています。 ...続きを見る

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2007/04/27 21:10
『クロニクル』 松浦寿輝
評論集。 二部に分かれていて、前半は2003年から2006年まで「文芸季評」のタイトルで読売新聞に寄せた文章。当時の新刊書の書評を通して著者の文学観にふれることができる。著者の文学観は、「漱石で始まった日本近代文学が中上健次で終ったなどという空しい諦念に自足するくらいなら、横光利一の「純粋小説論」の改訂新版に小説の未来を賭ける方がずっとましだ」という「プラグマティックな」もの。 ...続きを見る

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2007/04/25 22:22
川の光を求めて
昨日の記事の続きになるけれど今日の読売夕刊に「川の光」の連載を終えた松浦寿輝さんの文章が載っていた。作者自身が楽しんで書けたとあるのを読んで、読者である自分も嬉しい気持になれた。なぜだろう、作り手が自分の仕事を楽しんだという言葉にふれると、受け手のこちらまで楽しくなれるのは。写真の松浦さん、とても素敵な笑顔だった。 ...続きを見る

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2007/04/24 22:03
松浦寿輝『川の光』完結。
本日、読売夕刊連載中の小説『川の光』が完結した。 松浦寿輝先生、島津和子先生、おつかれさまでした。素敵な物語、それを彩る素敵な絵をどうもありがとうございました。 ...続きを見る

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2007/04/23 20:16
『カラマーゾフの兄弟 3』 ドストエフスキー
ドストエフスキー文学はいわゆる教養主義的文学ではない。それは人間の不安や苦痛という普遍的で具体的な事実に根ざし、個々の人間の生存の現実と直接深くかかわっている文学なのである。ドストエフスキーの持つ現代性の核心はここにある。 ...続きを見る

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2007/04/21 11:02
『マルテの手記』 リルケ
ようやく読了。重い、重すぎるよリルケ。大都会の孤独と貧窮。その中でひたすら「見ること」を学び続ける若き詩人の手記。深夜のパリ、隙間風の吹き込む粗末なアパートで、蝋燭の弱々しい光のもと、貧しい身なりの青年が寒さと空腹に震えながら、机に向かって憑かれたように何かを書いている、その背中が見えるようだ。想像するだけで胸が苦しくなるような光景が。 ...続きを見る

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2007/04/15 20:38
『カラマーゾフの兄弟 2』 ドストエフスキー
『カラマーゾフ』を読んだ後(いや、読んでいる間も)、ぼくは何度か、恐怖を感じてあたりを見回しました。そして、すべて前と変わりがなく、この世の軸が外れていないのに気づいて、かえって意外に感じました。というのは、こんな気持がしたからです――ゾシマ長老の庵室でのカラマーゾフ親子の家族会議の場を読んだ後になお、あるいは「大審問官」を読んだ後になお、隣人の身ぐるみを剥ぐような者たちがどうして存在しているのか、キリストの業はキリストの業、実生活は実生活で二つは関係がないなどと平然と考えている主教たちがどうし... ...続きを見る

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2007/04/12 10:52
『カラマーゾフの兄弟 1』 ドストエフスキー
ドストエフスキーの文学は、回答ではなく、ひとつの問いかけなのだ。彼の小説を読んだあとでは、われわれはもう以前の自分ではない。 ...続きを見る

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2007/04/08 00:37
『「ニート」って言うな!』 本田由紀 内藤朝雄 後藤和智
これはたいへん面白かった。また、恐ろしくもあった。タイトルの印象からニート擁護の本かと思ったがそうではない。世間を騒がすニート言説の虚偽と、その背後にある大衆の憎悪のメカニズムを三名の著者たちが異なる面からのアプローチによって明らかにする。 ...続きを見る

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2007/04/06 08:51
『ウサギの本』 松浦寿輝(文) 米田民穂(絵)
松浦寿輝さんと米田民穂さんによる絵本。絵本だからといって侮るなかれ。子どもが読んで、はたしてこの味が分かるかどうか。おそらく、ある程度年齢を重ねた大人のほうが、より深くこの絵本の哀しさと可笑しさが理解できるように思える。図書館も書店も、これを児童書コーナーに置いてはいけませんよといいたくなる。 ...続きを見る

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2007/03/31 15:07
『ある島の可能性』 ミシェル・ウエルベック
ウエルベックの最新邦訳作。 現代人の閉塞感をSF要素を絡めて描いた、『素粒子』の延長線上の物語。小説は現代西欧で生きるある男の自伝と、彼の遺伝子を継承した未来のネオ・ヒューマンによる、自伝への注釈とで構成されている。 ...続きを見る

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2007/03/27 12:07
『<子ども>のための哲学』 永井均
タイトルに「子ども」なんて語が使われているから平易な本だろうと気楽に手に取ってみたら、あにはからんや、こんな難しい内容とは。 著者が「自分の問題」として長年考え続けてきた、「なぜぼくは存在するのか」「なぜ悪いことをしてはいけないのか」の二つの問いをめぐって哲学する本。この問いについて、論理的に説明できる/したくなるひとが哲学的なひとなのだろう、きっと。わたしなら、面倒くさくなって放り出してしまうでしょう。 ...続きを見る

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2007/03/26 19:40
『記憶力を強くする』 池谷裕二
最高の一冊。老若男女を問わず読むべき本。というか、この本を読むと読まないとでは人生の質がぜんぜん違ったものになってしまうのではないだろうか。これぞ、Dainさんいうところの「スゴ本」なり。本書を読まなかったら人生大損しますよと真剣にいいたい。本当は内緒にしておきたいくらいだ。 ...続きを見る

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2007/03/22 23:38
『明日なき身』 岡田睦
「南方郵便機」さんのところで知った本。 著者の岡田睦(おかだ ぼく)さんは1932年生まれですから今年で75歳。このたび初めて知りました。私小説作家のようです。 「私小説」は「わたくししょうせつ」と読むのであって、「ししょうせつ」という呼称は蔑称だ、と車谷長吉さんがどこかで書いていました。岡田さんと車谷さんは同じ私小説作家ですが、車谷さんが濃い自分のキャラクターをネタにしたどぎつい作風なのに対して、岡田さんは逆に飄々としていて、いい意味で軽い作風です。軽い作風で重い内容を扱っているところが、... ...続きを見る

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2007/03/20 18:48
『若者はなぜ3年で辞めるのか』 城繁幸
ここ数日、身辺がごたごたしておりましてなかなか本を読む時間が取れません。けれども、毎日わずか数ページでも何かを読まないと、妙にそわそわするというか、心が落ち着きません。こういうときはどっぷり世界に浸ってしまう小説よりも、さらっと読める新書が気分に適っているようです。というわけで、本書を読んでみました。さらっと、などと書きましたが、読み終えてどんより重い気分になってしまいました…。 ...続きを見る

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2007/03/15 23:13

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